2級土木施工管理技術の過去問 令和2年度（後期） 鋼構造物塗装 問66

適当です

塗装維持管理の点検は、安全確保や維持管理を効率的に行うために必要な情報を得ることを目的に実施します。

点検頻度は着目部位や要素に応じて適切に設定し、防食の施工品質が所要の品質を満たしているかを把握するようにします。

適当です

塗装の維持管理計画は、点検時期や点検方法、劣化や損傷状態の判定方法、防食の適切な補修時期の判定方法及び補修方法について考慮し計画します。

主な補修として排水施設の清掃や伸縮装置の非排水機能の補修、スラブドレーンの不具合による漏水補修、下部構造物天端の堆積物除去などが挙げられます。

適当ではありません

塗装の維持管理計画を適切に行うためには、可能な限り早い段階での計画立案をもとに検討し、必要に応じてあらかじめ維持管理用設備を設けておくなどの措置を要します。

構造物が大型だったり高架上にある場合、点検員の身の安全も確保する必要があるため、点検直前では準備が間に合わない場合があります。

適当です

防食点検にあたり、点検作業に使用する点検施設は構造物に設置されるため、同構造物と同様に腐食により著しい断面欠損や破断などの損傷を受けている場合が多くあります。

そのため、計画段階で点検施設の防食性能についても配慮し、また点検時にその施設を使用する場合はあらかじめ施設の損傷確認や安全性確保を行うようにします。