2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(前期)
土木1 問110
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木1 問110 (訂正依頼・報告はこちら)
「土工作業の種類」と「使用機械」に関する次の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 掘削・積込み ――― バックホウ
- 溝掘り ―――――― ランマ
- 敷均し・整地 ――― ブルドーザ
- 締固め ―――――― ロードローラ
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この過去問の解説 (3件)
01
適当でないものは 2 です。
土工工事で頻繁に使用される機械の名称とその役割です。
1.バックホウは、地盤や地山の掘削、掘削した土のダンプトラックへの積み込み等、土工工事で広く用いられます。
2.ランマは、ローラーを用いて土の締固めをするのが難しい箇所(管渠の埋戻し部や構造物との境目等)で使用されます。溝堀りには、必要な溝のサイズに合わせ、小さめのバックホウを用いたりするのが一般的です。
3.ブルドーザは、全面に装着された排土板で土を押し出し、敷き均し・整地を行うのに使用されます。
4.ロードローラは、盛土や埋め戻しされた箇所の土の締固めに使用されます。締固め効果を上げるため、鉄輪や機体に起振装置が配備された振動式のローラが使用されることもよくあります。
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02
1 .掘削・積込み ――― バックホウ
適当です。
他にも、トラクタショベルが該当します。
2 .溝掘り ―――――― ランマ
適当ではありません。
ランマは締固めに使用する機械です。溝堀りに適用される機械は、バックホウやトレンチャが該当します。
3 .敷均し・整地 ――― ブルドーザ
適当です。
他にも、モーターグレーダーやタイヤドーザが該当します。
4 .締固め ―――――― ロードローラ
適当です。
他にも、タイヤローラ、振動ローラ、タンピングローラ、振動コンパクタが該当します。
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03
1)適当です
バックホウは運転席前面に伸ばした油圧アームの先端に内側(運転席側)に掻き込む形のバケットを取り付けた自走式の建設機械で、主に地表面より低い場所の掘削や土砂、砕石などの運搬やトラック荷台などの積み込みに適しています。
中型から小型のものが多く、小回りも利くので大型機械が入り込めないような狭小空間などでも施工が可能です。
2)適当ではありません
ランマは道路舗装時や地盤内の管布設工事などでの埋め戻し時などで土壌を締め固める場合に使用します。人力で支えてエンジン式などの原動力にて衝撃盤を上下運動させ、ランマ自身の自重とともに地盤表面を締め固めます。
溝堀りに使用される建設機械は暗渠排水管工事に使用するトレンチャ、また幅広の大きな溝はバックホゥやパワーショベルを使用します。
3)適当です
ブルドーザはトラクターの前面に取り付けられている土工板(または排土板)と呼ばれるほぼ垂直のブレードを利用し地盤の敷均しや整地、また土砂や砕石、植栽の根などの掘削に用いられます。
固定式土工板を備えたストレートドーザや土工板の角度が25度前後で可変可能なアングルドーザなどがあり、重掘削や押し土などそれぞれの作業によって使用が分けられます。
また走行する地盤により乾地用と湿地用があり、ダムや宅地などの造成などに特化しています。
4)適当です
ロードローラは車体の前後に巨大なローラを備えたもので、そのローラと車体の重量を利用して盛土の締め固めやアスファルトを押し固めて整地するなどの用途のために使用されます。主にマカダム型やタンデム型などで静的圧力による締固めを行うロードローラや、数個のローラを横一列に並べて空気圧の調整により各土質に対応するタイヤローラなどがあります。
締固めが目的なのでローラには溝が施されていないものがほとんどですが、硬質な粘土地盤で作業するタンピングローラはローラにフートと呼ばれる突起が備えられています。
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