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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(後期) 土木 問10

問題

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場所打ち杭の各種工法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
   1 .
深礎工法は、地表部にケーシングを建て込み、以深は安定液により孔壁を安定させる。
   2 .
オールケーシング工法は、掘削孔全長にわたりケーシングチューブを用いて孔壁を保護する。
   3 .
アースドリル工法は、スタンドパイプ以深の地下水位を高く保ち孔壁を保護・安定させる。
   4 .
リバース工法は、湧水が多い場所では作業が困難で、酸欠や有毒ガスに十分に注意する。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問10 )
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この過去問の解説 (3件)

28

1.誤りです。

深礎工法はライナープレートなどの土留め材で孔壁を保護して掘削する工法です。

2.正しいです。

オールケーシング工法は記述のとおり保護し、ハンマーグラブで掘削する工法です。

3.誤りです。

アースドリル工法は表層ケーシングと安定液を用いて掘削する工法です。

4.誤りです。

リバース工法はスタンドパイプと自然の泥水を用いて孔壁を保護して掘削する工法です。

付箋メモを残すことが出来ます。
12

当設問は、現場打ち杭基礎の工法です。各特徴をしっかりと把握しましょう。

選択肢1. 深礎工法は、地表部にケーシングを建て込み、以深は安定液により孔壁を安定させる。

間違いです。深礎工法とは、坑壁をライナープレートや

鉄筋リングなどの土留め材で支えながら掘削し、

支持地盤へ到達したら坑内に鉄筋かごを組み立てたのち、

コンクリートを打設する工法です。

選択肢2. オールケーシング工法は、掘削孔全長にわたりケーシングチューブを用いて孔壁を保護する。

正しいです。オールケーシング工法は、

ケーシングチューブを地中に圧入し、孔壁を保護しながら、

グラブバケットで掘削・土砂の排出を行い、

その削孔にコンクリートを打設する工法です

選択肢3. アースドリル工法は、スタンドパイプ以深の地下水位を高く保ち孔壁を保護・安定させる。

間違いです。アースドリル工法は、

ドリリングバケットの回転を利用して掘削し、地上に排土します。

孔壁の表層部には表面ケーシングを、それより下は安定液を施します。

掘削終了後、鉄筋かごを建て込み、

トレミーでコンクリートを打ち込んで杭を制作する工法です

選択肢4. リバース工法は、湧水が多い場所では作業が困難で、酸欠や有毒ガスに十分に注意する。

間違いです。リバース工法は、

スタンドパイプを建込み、孔内に水を満たすことで孔壁に静水圧をかけ、

孔壁の崩壊を抑止しながらドリルパイプを介して土砂と水を吸上げ排出します。

掘削後に鉄筋かごを建込み、コンクリートを打設する工法です。

まとめ

本設問は、各工法について理解していれば、即答できる問題です。

各特徴をしっかりと把握して漏れがないようにしましょう。

4

1.適当ではありません。深礎工法は、孔壁をライナープレートや鉄筋リング等で抑えながら人力または機械で掘り進む工法です。

2.適当です。オールケーシング工法は、ケーシングチューブを掘削孔全長にわたり孔壁を保護しながら回転圧入させて地盤を切削し、ハンマグラブ等でチューブ内の土砂を取り除く工法です。

3.適当ではありません。アースドリル工法は、表層部はケーシングで、それ以深は安定液で孔壁を保護する工法です。

4.適当ではありません。リバース工法は、回転ビットにより掘削し、孔内に注入した水を逆循環させ泥水として排出する工法です。

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