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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(後期) 土木 問28

問題

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鉄道営業線における建築限界と車両限界に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
建築限界とは、建造物等が入ってはならない空間を示すものである。
   2 .
曲線区間における建築限界は、車両の偏いに応じて縮小しなければならない。
   3 .
車両限界とは、車両が超えてはならない空間を示すものである。
   4 .
建築限界は、車両限界の外側に最小限必要な余裕空間を確保したものである。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問28 )
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この過去問の解説 (3件)

14

1)適当です

建築限界内には建物その他の構造物等を設けることは禁じられており、やむを得ない場合以外は列車等以外のものを置いてはいけないように定められています。

また建築限界外であっても、崩壊した場合に建築限界内にまで侵入するおそれのあるものを置いたりすることも禁止されています。

鉄道に関する技術上の基準を定める省令

第三章 線路 第三節 建築限界 第二十条 建築限界

2)適当ではありません

建築限界は直線の場合は車両限界との間隔を安全に保ちますが、曲線区間における建築限界はこれよりさらに拡大する必要があります。

遠心力により車両が傾き走行する車両の偏いに応じて従来の建築限界を拡大してこう配に伴って傾斜させたものでなければいけません。

鉄道に関する技術上の基準を定める省令

第三章 線路 第三節 建築限界 第二十条 建築限界

3)適当です

車両限界とは車両断面の大きさの限界範囲のことで、車両はこの車両限界を超えてはならないと定められています。

ただし、構造上の理由により車両限界を超えなければ使用することができない装置などに関しては、安全な走行を確保することが可能な範囲にのみ限界を超えることができます。

鉄道に関する技術上の基準を定める省令

第八章 車両 第一節 車両限界 第六十四条 車両限界

4)適当です

建築限界は、車両限界との間隔が車両走行や乗客乗務員の安全に支障が出ないように定められています。

また、直線における建築限界は、電気機関車や電車が走行する場合に車両の走行に伴って生ずる動揺などを考慮し、車両限界との間隔が感電や火災の恐れがないように定められています。

鉄道に関する技術上の基準を定める省令

第三章 線路 第三節 建築限界 第二十条 建築限界

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8

1.正しいです。

建築限界の範囲内には、原則あらゆる障害物がないようにする必要があります。

2.誤りです。

曲線区間における建築限界は、車両の偏いに応じて路線ごとに拡大されます。

3.正しいです。

車両限界は、全ての鉄道車両や自動車の車体の限界の範囲を示します。

4.正しいです。

前述のとおり、建築限界は車両限界の外側に最小限必要な余裕空間を確保したものです。

3

当設問は、鉄道営業線における建築限界と車両限界に関する設問です。

選択肢1. 建築限界とは、建造物等が入ってはならない空間を示すものである。

正しいです。

建築限界の範囲内には原則障害物がないようにしなければいけません。

選択肢2. 曲線区間における建築限界は、車両の偏いに応じて縮小しなければならない。

間違いです。

曲線部においては、建築限界の片側に相当の数値を加え、

カントに伴い傾斜させる必要があります。

選択肢3. 車両限界とは、車両が超えてはならない空間を示すものである。

正しいです。

車両断面の大きさの限界範囲になります。

選択肢4. 建築限界は、車両限界の外側に最小限必要な余裕空間を確保したものである。

正しいです。

また、車両限界との間隔が、車両の走行、旅客及び

係員の安全に支障を及ぼすおそれのないよう

定める必要があります。

まとめ

建築限界はよく出題されますので、しっかりと把握しましょう。

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