2級土木施工管理技術の過去問
令和3年度(後期)
土木 問46
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 土木 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
建設機械の用途に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- バックホゥは、機械の位置よりも低い位置の掘削に適し、かたい地盤の掘削ができる。
- トレーラーは、鋼材や建設機械等の質量の大きな荷物を運ぶのに使用される。
- クラムシェルは、オープンケーソンの掘削等、広い場所での浅い掘削に適している。
- モーターグレーダは、砂利道の補修に用いられ、路面の精密仕上げに適している。
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この過去問の解説 (3件)
01
正答(適当でないもの)は「クラムシェルは、オープンケーソンの掘削等、広い場所での浅い掘削に適している。」です。
設問の通りです。
設問の通りです。
クラムシェルは貝を意味し、2つのシェルでつかみ上げて掘削するので狭い場所で効果を発揮します。
設問の通りです。
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02
正解は「クラムシェルは、オープンケーソンの掘削等、広い場所での浅い掘削に適している。」です。
適当です
バックホゥは土砂などをすくうバケットを車体側に掻き込むように掘削する方式の建設機械です。主に伐開除根や掘削、積込み、法面仕上げなどに使用され、その形状から機械が設置された地盤より低い部位を掘削する作業に適しています。
またショベル系掘削機に分類されているので多少強固な地盤の掘削も得意としています。
適当です
トレーラーは車両に大きな荷台を備えている建設機械で、道路での長距離走行が可能な建設機械です。車両の重量に比例して積載重量も大きくなるので、掘削土砂や伐採した樹木、自走に不向きな建設機械などを運搬する作業に適しています。
各車両に最大積載重量が定められているので、事故防止のためにもそれを超えないように配慮が必要です。
適当ではありません
クラムシェルはロープやワイヤーに吊り下げられたバケットを重力により落下させて土をつかみ取る建設機械です。機械が設置された地盤より低い部位を掘削するのに適しており、河川や海底などの土砂掘削などに適しています。
広い場所での浅い掘削には、ブームやワイヤーに繋がれて振り子のように遠くへ飛ばして掘削する方法を取る、ドラグラインという建設機械が適しています。
適当です
モーターグレーダは車両の前面車輪の後方にブレードを備えており、平面敷き均し作業を主に路面や地表の平面仕上げを目的とした建設機械です。
また軽掘削や材料の混合、整形、砂利道の敷均しにも用いられます。ブレードの長さにより機械の全長や最小回転半径などが決定するので、現場条件に合致した大きさの機械を選ぶようにします。
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03
正解は「クラムシェルは、オープンケーソンの掘削等、広い場所での浅い掘削に適している。」です。
バックホウは下向きのショベルを使用するため、地表面よりも低い場所の掘削に適しています。
トレーラーは牽引用自動車によって牽引される車両です。大きいものや長いものを運搬する場合に使用されます。
クラムシェルはクラムシェルバケットを装着しており、狭い面積で深く掘削する場合や、高い位置への積み込みなどに使用するのに適しています。
モーターグレーダは整地用途で使用される建設機械です。そのため、整地作業や精度の高い整形や仕上げなどに使用されます。
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