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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(後期) 鋼構造物塗装 問107

問題

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鋼構造物塗装における塗付作業のうち塗料の調合に関する下記の文章中の(   )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・塗料は、製造後長期間経過すると密封した缶内でも品質に変化が生じることになるので、開缶時に( イ )、色別れ、固化等の変状の有無を確認する。
・塗料を使用する際は、十分に( ロ )して、缶内の塗料を均一な状態にする必要がある。
・塗料は、( ハ )を過ぎると性能が十分でないばかりか欠陥となりやすいので、( ハ )を守る必要がある。
・塗料を、塗装作業時の気温、塗付方法、塗付面の状態に適した塗料粘度に調整する場合は、塗料に適した( ニ )で適切に希釈する必要がある。
   1 .
イ:皮張り  ロ:攪拌     ハ:塗装間隔  ニ:添加剤
   2 .
イ:はじき  ロ:レベリング  ハ:塗装間隔  ニ:シンナー
   3 .
イ:皮張り  ロ:攪拌     ハ:可使時間  ニ:シンナー
   4 .
イ:はじき  ロ:レベリング  ハ:可使時間  ニ:添加剤
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(後期) 鋼構造物塗装 問107 )
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この過去問の解説 (3件)

5

・塗料は、製造後長期間経過すると密封した缶内でも品質に変化が生じることになるので、開缶時に( イ )、色別れ、固化等の変状の有無を確認する。

(イ)について、設問は皮張りとはじきがありますが、はじきとは塗料を乾燥させる際に穴、くぼみが生じることをいいます。この文は開缶時を指しますので、はじきは適当ではありません。

よって、(イ)は皮張りが該当します。

・塗料を使用する際は、十分に( ロ )して、缶内の塗料を均一な状態にする必要がある。

(ロ)について、設問は撹拌(かくはん)とレベリングがありますが、混ぜるという意味の撹拌が該当します。(レベリングとは、塗装したのちに自然に流れて水平に滑らかな塗膜ができることをいいます。)

よって、(ロ)は撹拌が該当します。

・塗料は、( ハ )を過ぎると性能が十分でないばかりか欠陥となりやすいので、( ハ )を守る必要がある。

(ハ)について、設問は塗装間隔と可使時間がありますが、塗装時の品質について問われていますので、(塗装に)使える時間という意味の可使時間が該当します。塗装間隔は塗装したのちの養生期間を指しますので、塗装時には当てはまりません。

よって、(ハ)は可使時間が該当します。

・塗料を、塗装作業時の気温、塗付方法、塗付面の状態に適した塗料粘度に調整する場合は、塗料に適した( ニ )で適切に希釈する必要がある。

(ニ)について、設問はシンナーと添加剤がありますが、シンナーは希釈の役割を持ち、揮発性を持ちますので乾燥時に気化して塗膜が硬化します。一方で添加剤は、艶消しや防腐剤などの塗料自体に機能を持たせる役割を持ちます。文では希釈とありますので、シンナーが該当します。

よって、(ニ)はシンナーが該当します。

以上を踏まえると、3が正答となります。

1 .イ:皮張り 〇 ロ:攪拌 〇    ハ:塗装間隔 ✕ ニ:添加剤 ✕

2 .イ:はじき ✕ ロ:レベリング ✕ ハ:塗装間隔 ✕ ニ:シンナー 〇

3 .イ:皮張り 〇 ロ:攪拌 〇    ハ:可使時間 〇 ニ:シンナー 〇

4 .イ:はじき ✕ ロ:レベリング ✕ ハ:可使時間 〇 ニ:添加剤 ✕

付箋メモを残すことが出来ます。
3

正解は「3」です。

イ.皮張り:塗料の表面に皮を張る現象、はじき:塗料がはじいて、穴またはくぼみができる現象。

 よって、開缶時に発生するのは、皮張りになります。

ロ.撹拌:かき混ぜて塗料を均一にすること、レベリング:塗装後、塗料が流動して、平らで滑らかな塗膜ができる性質。

 よって、使用前の内容なので、撹拌になります。

ハ.塗装間隔:養生期間、可使時間:使用可能な時間

 選択肢の文章から使用する時間を問われているため、可使時間になります。

ニ.塗料を希釈する際は、シンナーを使用します。

1

1.(イ)は皮張りです。皮張りは開缶時に塗料の上層部が乾燥し皮が張っている状態をいいます。

2.(ロ)は撹拌です。撹拌はペイントミキサー等を使用し塗料をかき混ぜることをいいます。撹拌が不足すると塗装時にムラができる等の施工不良の原因となります。

3.(ハ)は可視時間です。塗料液と硬化液を撹拌してから、使用できる時間のことをいいます。

4.(二)はシンナーです。シンナーはうすめ液とも言われ粘度の調整や乾燥時間の調整等に使用されます。

よって答えは3になります。

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