2級土木施工管理技術の過去問 令和5年度(前期) 土木5 問2
この過去問の解説 (2件)
ダンプトラックの時間当たり作業量は
Q=q×f×E/Cm×60です。
不正解です。
イ、ロどちらにもq(7㎥)は含まれていません。
正解です。
不正解です。
イ、ロどちらにもq(7㎥)は含まれていません。
不正解です。
イはq(7㎥)で正解ですが、
ロは1/1.25なので計算すると0.8です。
専門用語が含まれており分かりにくいかも知れませんが、
係数を無視して
1回あたり7㎥のトラックが往復24分で土を運んだ場合、
1時間でどれくらい運搬できるかと考えると、
1,3は正解にはならないことがすぐわかると思います。
ダンプトラックの時間当たりの作業量は
q(1回当たりの積載量m³)×f(土量換算係数)×E(作業効率)×60
q=7m³
f(土量換算係数)は1÷1.25=0.8
E=0.9
これらを代入して
7×0.8×0.9×60=302.4
302.4÷Cm(サイクルタイム:分)
=302.4÷24
=12.6
となり、この問題の時間当たり作業量Qは
12.6m³/h
となります。
正しくありません。
この代入方法での計算は、
(イ)の1回当たりの積載量 24 は間違いです。
この24はサイクルタイムの数値であり、7が正解です。
(ロ)の土量換算係数 1.25 は間違いです
この1.25は土量換算係数1/1.25を計算していないもので、0.8が正解です。
(ハ)のサイクルタイム 7 は間違いです。
この7は1回あたりの積載量の体積であり、24が正解です。
この条件で計算すると
24(1回当たりの積載量m³)×1.25(土量換算係数)×0.9(作業効率)×60
=1,620
1,620÷7(サイクルタイム:分)=231.4
(ニ)231.4
となり、間違った作業量の数値となってしまいます。
よってこの設問は正しくないため、不正解となります。
正しいです。
計算方法は解説にて説明した通り、
(イ)の1回当たりの積載量 7 は正解です。
(ロ)の土量換算係数 0.8 は正解です。
(ハ)のサイクルタイム 24 は正解です。
7(1回当たりの積載量m³)×0.8(土量換算係数)×0.9(作業効率)×60
=302.4
302.4÷24(サイクルタイム:分)=12.6
以上の計算より
(ニ)は12.6
となります。
よってこの設問は正しいため、正解となります。
正しくありません。
(イ)の1回当たりの積載量 24 は間違いです。
この24はサイクルタイムの数値であり、7が正解です。
(ロ)の土量換算係数 0.8 は正解です。
(ハ)のサイクルタイム 7 は間違いです。
この7は1回あたりの積載量の体積であり、24が正解です。
この条件で計算すると
24(1回当たりの積載量m³)×0.8(土量換算係数)×0.9(作業効率)×60
=1,036.8
1,036.8÷7(サイクルタイム:分)=148.1
(ニ)148.1
となり、間違った作業量の数値となってしまいます。
よってこの設問は正しくないため、不正解となります。
正しくありません。
(イ)の1回当たりの積載量 7 は正解です。
(ロ)の土量換算係数 1.25 は間違いです
この1.25は土量換算係数1/1.25を計算していないもので、0.8が正解です。
(ハ)のサイクルタイム 24 は正解です。
この条件で計算すると
7(1回当たりの積載量m³)×1.25(土量換算係数)×0.9(作業効率)×60
=472.5
472.5÷24(サイクルタイム:分)=19.7
(ニ)19.7
となり、間違った作業量の数値となってしまいます。
よってこの設問は正しくないため、不正解となります。
この問題でのポイントは、土量換算係数をしっかり計算することです。土量の変化率L=1.25という記述に惑わされて、その数値をそのまま使用して計算してしまう事にならないようにしましょう。
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