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2級土木施工管理技術の過去問 令和5年度(前期) 土木5 問3

問題

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工程管理に用いられる工程表に関する下記の①〜④の4つの記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

① 曲線式工程表には、バーチャート、グラフ式工程表、出来高累計曲線とがある。
② バーチャートは、図1のように縦軸に日数をとり、横軸にその工事に必要な距離を棒線で表す。
③ グラフ式工程表は、図2のように出来高又は工事作業量比率を縦軸にとり、日数を横軸にとって工種ごとの工程を斜線で表す。
④ 出来高累計曲線は、図3のように縦軸に出来高比率をとり横軸に工期をとって、工事全体の出来高比率の累計を曲線で表す。
問題文の画像
   1 .
① ②
   2 .
② ③
   3 .
③ ④
   4 .
① ④
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(前期) 土木5 問3 )
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この過去問の解説 (2件)

1

工程管理は工事を施工するにあたって、所定の図書や仕様書に基づき、指定の工期内に目的物を所定の品質で竣工し引き渡す目的を効果的に実施することを目的としています。

そのため着工から完工までの施工計画を時間的に管理し、労働力や設備、資材などを効果的に活用するため、工程表を作成し工事中の進捗を確認できるようにします。

ダンプトラックをはじめ、建設機械はそれぞれ1回の作業量や仕事量を把握しておくことは、施工の工程や必要人員、機械と燃料の確保など施工計画を立てる上で重要な仕事のひとつとなります。

選択肢1. ① ②

適当ではありません。

①曲線式工程表には、グラフ式工程表と出来高累計曲線の2つがあります。

グラフ式工程表は横軸に工事、縦軸に各作業の出来高比率を取り工種ごとの工程を斜線で表わしたものです。

出来高累計曲線は横軸に工期、縦軸に出来高累計を取り全体工事に対する月ごとの予定出来高比率を累計したものです。

バーチャートは横線式工程表に分類されるため、この設問は適当ではありません。

②バーチャートはそれぞれの工事とその工期が横に伸びる棒のように記された工程表です。

工事全体を構成するすべての工種を縦に並べて記入し、横には利用可能な工期を示した上でそれぞれの工種の予定工程と実施工程を横線で表わしていきます。

縦軸に日数、横軸に距離というのは斜線式工程表の記入方法なので、この設問は適当ではありません。

①、②とも適当ではないため、不正解となります。

選択肢2. ② ③

適当ではありません。

②バーチャートはそれぞれの工事とその工期が横に伸びる棒のように記された工程表です。

工事全体を構成するすべての工種を縦に並べて記入し、横には利用可能な工期を示した上でそれぞれの工種の予定工程と実施工程を横線で表わしていきます。

縦軸に日数、横軸に距離というのは斜線式工程表の記入方法なので、この設問は適当ではありません。

③グラフ式工程表は横軸に各工種の工期を、縦軸に出来高比率をパーセンテージとすることで、それぞれの工種の工程が曲線で表わされます。

この曲線の勾配の緩急により作業進捗能力を知ることができるので、各工事が施工中か完了したかを把握できます。

よってこの設問は適当です。

③は適当ですが②は適当ではないため、不正解となります。

選択肢3. ③ ④

適当です。

③グラフ式工程表は横軸に各工種の工期を、縦軸に出来高比率をパーセンテージとすることで、それぞれの工種の工程が曲線で表わされます。

この曲線の勾配の緩急により作業進捗能力を知ることができるので、各工事が施工中か完了したかを把握できます。

よってこの設問は適当です。

④出来高累計曲線は横軸には具体的な日数を省略した大まかな工期を取り、縦軸には出来高をパーセンテージで表わし、全体工事に対する月ごとの予定出来高比率を累計したものです。

曲線は起点からは緩い曲線ですが、工期が中盤に差し掛かると急激に出来高が上昇し、完工間近になると再び緩やかなSカーブと呼ばれる曲線となります。

よってこの設問は適当です。

③、④とも適当であるため、正解となります。

選択肢4. ① ④

適当ではありません。

①曲線式工程表には、グラフ式工程表と出来高累計曲線の2つがあります。

グラフ式工程表は横軸に工事、縦軸に各作業の出来高比率を取り工種ごとの工程を斜線で表わしたものです。

出来高累計曲線は横軸に工期、縦軸に出来高累計を取り全体工事に対する月ごとの予定出来高比率を累計したものです。

バーチャートは横線式工程表に分類されるため、この設問は適当ではありません。

④出来高累計曲線は横軸には具体的な日数を省略した大まかな工期を取り、縦軸には出来高をパーセンテージで表わし、全体工事に対する月ごとの予定出来高比率を累計したものです。

曲線は起点からは緩い曲線ですが、工期が中盤に差し掛かると急激に出来高が上昇し、完工間近になると再び緩やかなSカーブと呼ばれる曲線となります。

よってこの設問は適当です。

④は適当ですが①は適当ではないため、不正解となります。

まとめ

現状として一般的には工期が見やすいバーチャートが多く使用されていると思われます。

しかし出来高累計曲線はSカーブを確認することで予定工程曲線と実施工程曲線を比較し適切な工程管理が可能となるため、この2つを組み合わせて工程表を作成するといった利用法もあります。それぞれの長所と欠点を補い、その工事に一番適した工程管理ができるようさまざまな組み合わせで利用します。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

①不適当です。

曲線式工程表には、バーチャートは含まれません。

②不適当です。

バーチャートは、時間の経過に伴う工程の進捗をグラフで示す方法です。

縦軸には通常、工程の名前や番号が配置され、横軸には日数や期間が配置されます。

③適切です。

④適切です。

選択肢1. ① ②

①、②ともに不適当です。

選択肢2. ② ③

②が不適当です。

選択肢3. ③ ④

③、④ともに適当です。

選択肢4. ① ④

①が不適当です。

まとめ

工程表の詳細な書き方を覚える必要はありませんが、

各工程表の特徴は覚えておきましょう。

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