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2級土木施工管理技術の過去問 令和5年度(前期) 土木5 問8

問題

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盛土の締固めにおける品質管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

① 品質規定方式は、盛土の締固め度等を規定する方法である。
② 盛土の締固めの効果や特性は、土の種類や含水比、施工方法によって変化しない。
③ 盛土が最もよく締まる含水比は、最大乾燥密度が得られる含水比で最大含水比である。
④ 土の乾燥密度の測定方法には、砂置換法やRI計器による方法がある。
   1 .
① ④
   2 .
② ③
   3 .
① ② ④
   4 .
② ③ ④
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(前期) 土木5 問8 )
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この過去問の解説 (2件)

2

盛土の締固めにおける品質管理に関する問題です。

選択肢1. ① ④

正解です。

①適当です。

品質規定方式は、盛土の締固め度や品質を規定する方法を指します。

②不適当です。

盛土の締固めの効果や特性は、

土の種類や含水比、施工方法によって大きく変化します。

例えば、粘性土と砂質土では締固めの効果が異なります。

③不適当です。

盛土が最もよく締まる含水比は、最大乾燥密度が得られる含水比であり、

これは最大含水比ではありません。

最大乾燥密度において土の締固めが最も効率的に行われます。

④適当です。

土の乾燥密度を測定する方法として、砂置換法やRI計器による方法が一般的です。

まとめ

盛土の締固めに関する問題です。

品質管理と一緒に使用機械などの問題も出題されるので、

一緒に覚えましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

盛土の品質管理は、盛土に必要な品質を仕様書に明示し、締固め方法は施工者に委ねられます。締固め度は、現場における締固め後の乾燥密度を基準となる室内締固め試験における最大乾燥密度で割り、それに100をかけたもので計算されます。

盛土の仕上がりはその後建造される構造物などの安定にも影響します。

選択肢1. ① ④

正解です。

①適当です。

品質規定方式は発注者が必要な品質を仕様書に明示し、締固め方式を受注者に委ねるものです。

盛土の締固め度や乾燥密度で規定する方法、空気間隙率や飽和度を施工含水比にて規定する方法、強度特性、変形特性で規定する方法の3つがあります。

④適当です。

土の乾燥密度の測定方法は、砂置換による土の密度試験方法とRI計器による方法の2つがあります。

砂置換法による土の密度試験方法は、地盤の土を掘った試験孔に密度が判明している砂を充填し、その砂と掘り起こして得た土より試験孔の体積を求めて土の密度を計算する方法です。

RI計器は線源が地表面にある散乱型と線源棒の挿入を伴う透過型があり、現場計数率を標準体の計数率で割り計数比率を計算する方法です。

①も④も適当であるため、正解となります。

選択肢2. ② ③

適当ではありません。

②適当ではありません。

盛土の締固め効果や特性は、土の品質や含水比によって大きく差が生まれます。

それぞれの粒度がほどよく混合している土は水分を含むことにより締まりやすくなり、また含水比がほどよい状態の土はコンクリート並みの強度を保有します。

③適当ではありません。

盛土が最もよく締まる状態の土は最適含水比で最大乾燥密度に締められた土です。土の間隙を少なくして透水性を低下させ、水の侵入による軟化膨張を小さくすることで最も安定した状態の土になります。

最大含水比という言葉は使わないため、この設問は適当ではありません。

②も③も適当ではないため、不正解となります。

選択肢3. ① ② ④

適当ではありません。

①適当です。

品質規定方式は発注者が必要な品質を仕様書に明示し、締固め方式を受注者に委ねるものです。

盛土の締固め度や乾燥密度で規定する方法、空気間隙率や飽和度を施工含水比にて規定する方法、強度特性、変形特性で規定する方法の3つがあります。

②適当ではありません。

盛土の締固め効果や特性は、土の品質や含水比によって大きく差が生まれます。

それぞれの粒度がほどよく混合している土は水分を含むことにより締まりやすくなり、また含水比がほどよい状態の土はコンクリート並みの強度を保有します。

④適当です。

土の乾燥密度の測定方法は、砂置換による土の密度試験方法とRI計器による方法の2つがあります。

砂置換法による土の密度試験方法は、地盤の土を掘った試験孔に密度が判明している砂を充填し、その砂と掘り起こして得た土より試験孔の体積を求めて土の密度を計算する方法です。

RI計器は線源が地表面にある散乱型と線源棒の挿入を伴う透過型があり、現場計数率を標準体の計数率で割り計数比率を計算する方法です。

①と④は適当ですが②は適当ではないため、不正解となります。

選択肢4. ② ③ ④

適当ではありません。

②適当ではありません。

盛土の締固め効果や特性は、土の品質や含水比によって大きく差が生まれます。

それぞれの粒度がほどよく混合している土は水分を含むことにより締まりやすくなり、また含水比がほどよい状態の土はコンクリート並みの強度を保有します。

③適当ではありません。

盛土が最もよく締まる状態の土は最適含水比で最大乾燥密度に締められた土です。土の間隙を少なくして透水性を低下させ、水の侵入による軟化膨張を小さくすることで最も安定した状態の土になります。

最大含水比という言葉は使わないため、この設問は適当ではありません。

④適当です。

土の乾燥密度の測定方法は、砂置換による土の密度試験方法とRI計器による方法の2つがあります。

砂置換法による土の密度試験方法は、地盤の土を掘った試験孔に密度が判明している砂を充填し、その砂と掘り起こして得た土より試験孔の体積を求めて土の密度を計算する方法です。

RI計器は線源が地表面にある散乱型と線源棒の挿入を伴う透過型があり、現場計数率を標準体の計数率で割り計数比率を計算する方法です。

④は適当ですが②と③は適当ではないため、不正解となります。

まとめ

この問題はよく読み込むと不自然なところに気付いてきます。

②の効果や特性は土の種類や含水比、施工方法によって変化しないというのは土木を学んでいない人でも違和感を覚えると思います。

③は最大含水比という語句を最適含水比と間違いに気付くことができれば、正答する確率はかなり上がります。

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