2級土木施工管理技術の過去問 令和5年度(後期) 土木 問6
この過去問の解説 (2件)
コンクリートとは、セメント、水、細骨材、粗骨材、
さらに必要に応じて加える混和材料を練り混ぜたものをいいます。
適当です。
鋼材の最小あきが小さいほど、コンパクトな配合となり、スランプが大きくなります。
不適当です。
締固め作業高さが大きいほど、スランプは大きい方が、締固めしやすいです。
適当です。
コンクリートの強度を保ちつつ、余分な水分を減らすことが望ましいです。
適当です。
細骨材率は配合設計の際にコンクリートの性質や強度を考慮して適正な割合を決定します。
コンクリートの配合は原則として、水は少なく、粗骨材率が高くなるように設計します。
コンクリートの各材料の割合、使用量を決めることを配合といいます。
配合によってコンクリートの品質が大きく左右されます。
コンクリートにどのような影響があるのかよく考えましょう。
適当
鋼材の最小あきとは鉄筋と鉄筋の間の寸法です。スランプ値が大きいと流動性が高くなり鉄筋間が狭い場所でも容易に流れます。
適当でない
締固め作業高さとは締固めを行う作業員の足元からコンクリート打込み面までの高さです。
スランプはできるだけ小さくするという決まりが多いですが、この場合は大きくします。
適当
コンクリートの品質に最も大きな関係があるのは水セメント比と単位水量です。
単位水量の多いコンクリートは単位セメント量も多くなり不経済で乾燥収縮が大きく材料分離も起こりやすくなります。
適当
問題の通り細骨材率は施工が可能な範囲内で、単位水量ができるだけ少なくなるように定めます。
また、細骨材率を小さくすると経済的になりますが、材料分離が起こりやすくなります。
コンクリートの配合についての問題は様々なものを小さくするということが多いですが、スランプについては以下の2つの例外で大きくする場合があるので注意しましょう。
・コンクリート単位体積当たりの配筋量が多くなるほどスランプを大きくする。
・締固め作業を行う位置が高いほどスランプを大きくする。
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