2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問35
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
主任技術者及び監理技術者の職務に関する次の記述のうち、建設業法上、正しいものはどれか。
- 当該建設工事の下請契約書の作成を行わなければならない。
- 当該建設工事の下請代金の支払いを行わなければならない。
- 当該建設工事の資機材の調達を行わなければならない。
- 当該建設工事の品質管理を行わなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
主任技術者とは、請負金額を問わずすべての工事現場に配置が義務付けられている、
施工の技術上の管理・監督をする者のことです。
監理技術者とは、発注者から直接工事を請け負っており、
4,500万円以上(建築一式工事は7,000万円以上)の下請契約を締結した工事で
主任技術者に代わって配置が義務づけられている、
施工の技術上の管理・監督をする者のことです。
正しくありません。
下請契約書の作成は業者や事業者の職務に該当します。
正しくありません。
建設業者や事業者の責任です。
正しくありません。
資機材の調達は建設業者や事業者の業務とされます。
正しいです。
建設業法において、建設工事の品質管理について責任を負うことが規定されています。
正答以外の選択肢も主任技術者や監理技術者が行うこともありますが、
本問題はあくまで、建設業法上規定されている内容になります。
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02
主任技術者及び監理技術者の職務に関する問題です。
正しくありません
当該建設工事の下請契約書の作成は主任技術者及び監理技術者の職務と決まっていません。
正しくありません
当該建設工事の下請代金の支払いは元請負人の職務です。
正しくありません
当該建設工事の資機材の調達は主任技術者及び監理技術者の職務と決まっていません。
正しいです
主任技術者及び監理技術者は、建設工事の施工の技術上の管理をつかさどるものであり、建設工事を適正に実施するために施工計画書を作成し、工程管理、品質管理、その他の技術上の管理や工事の施工に従事する者の技術上の指導監督を行うことが職務です。
主任技術者及び監理技術者の職務のほかにも元請負人の義務なども一緒に勉強しておきましょう。
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