2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問51
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)の受入れ検査と合格判定に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 圧縮強度の1回の試験結果は、購入者の指定した呼び強度の強度値の85% 以上である。
- 空気量4.5% のコンクリートの空気量の許容差は、±2.0% である。
- スランプ12cmのコンクリートのスランプの許容差は、±2.5cmである。
- 塩化物含有量は、塩化物イオン量として原則0.3kg/m3 以下である。
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この過去問の解説 (3件)
01
コンクリートの品質管理に関する設問です。出題率の高い品質規定について理解しておきましょう。
圧縮強度の1回の試験結果は、購入者の指定した呼び強度の強度値の85% 以上であり、かつ3回の試験結果の平均値は、呼び強度の強度値以上とする必要があります。
コンクリートの空気量の許容差は、どの種類(軽量コンクリート・舗装コンクリート)でも許容差±1.5%です。
スランプ2.5cmのコンクリートの許容差は、±1cm
スランプ5cm、6.5cmのコンクリートの許容差は、±1.5cm
スランプ8~18cmのコンクリートの許容差は、±2.5cm
スランプ21cmのコンクリートの許容差は、±1.5cmです。
正しいです。
数値に関する規定は、暗記では覚えにくいです。現場や動画等でイメージを固めると覚えやすいでしょう。
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02
レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。
正しいです。
間違いです。
空気量4.5%のコンクリートの空気量の許容差は、±1.5%です。
正しいです。
正しいです。
数値のポイントをしっかりと押さえましょう。
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03
JIS A 5308では、コンクリートの品質管理に必要な基準や規定が定められており、合格基準は以下の項目において適切な範囲に収まっているかが重要です。
正しいです。
JIS A 5308によると、コンクリートの受入れ時における圧縮強度の合格基準として、呼び強度の85%以上が求められます。これは、コンクリートの品質が設計強度を十分に満たしているかを確認するための基準値です。
誤りです。
空気量が4.5%のコンクリートでは、JIS A 5308に基づき、空気量の許容差は通常±1.5%とされています。空気量の管理はコンクリートの耐久性に影響するため、適切な範囲内に収める必要があります。
正しいです。
スランプ12cmのコンクリートに対する許容差は、JIS A 5308で±2.5cmと定められています。
正しいです。
JIS A 5308では、鉄筋を使用するコンクリートの塩化物含有量(塩化物イオン量)の基準として、0.30kg/m³以下とされています。
レディーミクストコンクリートの品質管理において、圧縮強度、空気量、スランプ、塩化物含有量といった項目が重要であり、それぞれに異なる合格判定基準が設けられています。
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