2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
土木 問50

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 土木 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

工事の品質管理活動における品質管理のPDCA(Plan、Do、Check、Action)に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 第1段階(計画 Plan)では、品質特性の選定と品質規格を決定する。
  • 第2段階(実施 Do)では、作業日報に基づき、作業を実施する。
  • 第3段階(検討 Check)では、統計的手法により、解析・検討を行う。
  • 第4段階(処理 Action)では、異常原因を追究し、除去する処置をとる。

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この過去問の解説 (3件)

01

PDCAサイクルに関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。

選択肢1. 第1段階(計画 Plan)では、品質特性の選定と品質規格を決定する。

正しいです。

選択肢2. 第2段階(実施 Do)では、作業日報に基づき、作業を実施する。

間違いです。

Do(実行)の段階では、計画(Plan)に基づいて実際に作業を行うことが求められます。作業日報に基づく作業実施は、Checkの段階で行われるべき内容です。

選択肢3. 第3段階(検討 Check)では、統計的手法により、解析・検討を行う。

正しいです。

選択肢4. 第4段階(処理 Action)では、異常原因を追究し、除去する処置をとる。

正しいです。

まとめ

PDCAサイクルのポイントを押さえれば、回答できます。しっかりと覚えましょう。

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02

品質管理の進め方としてPDCAサイクルというものがあります。Plan(計画)、Do(実施)、Check(検討)、Action(処置)の順番で実行されながら、次の計画へと繰り返します。

選択肢1. 第1段階(計画 Plan)では、品質特性の選定と品質規格を決定する。

適当

 

第1段階(計画 Plan)では、品質特性の選定と品質規格を決定します。

選択肢2. 第2段階(実施 Do)では、作業日報に基づき、作業を実施する。

適当でない

 

第2段階(実施 Do)では、計画で決定した品質規格に基づき、作業を実施します。

選択肢3. 第3段階(検討 Check)では、統計的手法により、解析・検討を行う。

適当

 

第3段階(検討 Check)では、統計的手法により、解析・検討を行います。

選択肢4. 第4段階(処理 Action)では、異常原因を追究し、除去する処置をとる。

適当

 

第4段階(処理 Action)では、異常原因を追究し、除去する処置をとります。

まとめ

PDCAサイクルは品質管理だけでなく工程管理など他にも適用されるので注意しましょう。

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03

PDCAサイクルに関する問題です。

基礎的項目ですので、この際によく覚えましょう。

第1段階(計画 Plan): 品質目標を設定し、品質特性の選定および品質規格を決定する。

第2段階(実施 Do): 計画に基づき、具体的な作業を実施する。

第3段階(検討 Check): 実施した作業の成果を評価し、統計的手法などを用いて解析・検討する。

第4段階(処理 Action): 問題が発見された場合、その原因を追究し、改善策を講じる。

選択肢1. 第1段階(計画 Plan)では、品質特性の選定と品質規格を決定する。

適当です。

 

選択肢2. 第2段階(実施 Do)では、作業日報に基づき、作業を実施する。

適当ではありません。

「作業日報に基づき、作業を実施する」は、PDCAの流れから少し適当でないように思われます。

一般的には、計画に基づき作業を実施することが求められ、日報は進行管理や記録に用いられます。

選択肢3. 第3段階(検討 Check)では、統計的手法により、解析・検討を行う。

適当です。

 

選択肢4. 第4段階(処理 Action)では、異常原因を追究し、除去する処置をとる。

適当です。

 

まとめ

土木に限らず、よく用いられる考え方です。

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