2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
鋼構造物塗装 問16
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 鋼構造物塗装 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
塗料の可使時間と希釈に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 希釈に用いるシンナーは、塗料と同一メーカーの指定されたものを使用するが、少量の添加で粘度が低下するものが望ましい。
- 塗料は、種類や温度によって可使時間が異なっており、性能を確保し欠陥を防止するために可使時間を守らなければならない。
- 塗料を塗装作業時の気温、塗付方法、塗付面の状態に適した塗料粘度に調整する場合は、塗料に適したシンナーで適切に希釈する必要がある。
- 多液形塗料は、使用直前に材料を混合して用いるが、混合後は徐々に反応が進行して軟化するので可使時間以内に使用しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
塗料の可使時間と希釈に関する問題です。難しいですが、ポイントを押さえましょう。
適当です。
希釈に使用するシンナーは、塗料と同じメーカーから指定されたものを使うことが推奨されており、少量の添加で粘度が調整できることが望ましいです。
適当です。
塗料の可使時間は塗料の種類や温度によって異なるため、性能を確保し欠陥を防ぐためには、可使時間を守ることが必要です。
適当です。
塗料の粘度を適切に調整するためには、塗料に適したシンナーを使用して適切に希釈する必要があります。
適当でないです。
多液形塗料は使用直前に混合することが必要ですが、混合後に軟化するわけではなく、反応が進むことで硬化が進行します。
そのため、可使時間以内に使用する必要がありますが、「軟化する」という表現は誤りです。
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02
塗料の可使時間と希釈に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。
正しいです。シンナーは、塗料メーカーが指定したものを使用することが推奨されており、少量で粘度が調整できるものが望ましいです。
正しいです。塗料の可使時間は種類や温度によって異なり、可使時間を守ることで性能を確保し、欠陥を防止することが重要です。
正しいです。塗装作業の条件に合わせて塗料粘度を調整する場合、適したシンナーを使用して適切に希釈することが必要です。
間違いです。
多液形塗料は混合後に反応が進行して硬化するため、可使時間以内に使用する必要がありますが、「軟化」ではなく「硬化」するのが正しい表現です。
塗料の可使時間と希釈について、しっかりと押さえましょう。
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03
塗料は、一度混合すると硬化が始まり、時間が経つと使用できなくなるため、可使時間という概念が重要になります。また、塗料の粘度を調整するために希釈を行うこともありますが、希釈剤の種類や量によって塗膜の品質が大きく左右されます。
正しいです。
希釈には、塗料と適合性の高いシンナーを使用することが重要です。また、少量の添加で粘度が大きく変化するシンナーは、粘度調整が容易で、作業性が向上します。
正しいです。
塗料の可使時間は、塗料の種類、温度、湿度などの条件によって異なります。可使時間を超えて使用すると、塗膜の硬化不良や、塗膜の外観不良、密着性の低下などの問題が発生する可能性があります。
正しいです。
塗料の粘度は、塗装方法や環境条件によって調整する必要があります。希釈することで、塗料の粘度を下げ、作業性を向上させることができます。ただし、希釈しすぎると、塗膜が薄くなり、耐久性が低下する可能性があるため、適切な量で希釈することが重要です。
誤りです。
多液形塗料は、混合後、硬化反応が進行し、徐々に硬化していきます。そのため、可使時間内に使用しないと、硬化が進んでしまい、塗料が硬くなり、使用できなくなります。軟化ではなく、硬化が正しい表現です。
この問題では、塗料の可使時間と希釈に関する基本的な知識が問われました。特に、多液形塗料の硬化反応に関する理解が重要です。
重要なポイントとしては、
・希釈には、塗料と適合性の高いシンナーを使用する。
・塗料の可使時間は、塗料の種類や温度によって異なる。
・可使時間を超えて使用すると、塗膜の品質が低下する。
・多液形塗料は、混合後、硬化が進行する。
などが挙げられます。
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