2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
鋼構造物塗装 問45
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 鋼構造物塗装 問45 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼橋塗装の施工管理に関する下記の文章中の( )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・施工が円滑に行われ良好な( イ )が確実に得られるように、施工に先立って必要かつ十分な施工計画を立案する必要がある。
・( ロ )は、施工後に塗膜に変状が生じた場合の原因調査、対策検討にあたって役立つ施工状況に関する情報を提供することになるため、適切に行う必要がある。
・塗料を塗付する面に錆、黒皮、付着物等があると、塗料の付着が阻害されたりするおそれがあるので、塗装作業の前に( ハ )が適切に行われていることを確認する必要がある。
・塗装作業中の塗料に異常がみられる場合は、それと同一( ニ )の塗料の使用を中止して原因を究明し、塗料品質に異常がある場合にそれと同一( ニ )の塗料を使用してはならない。
・施工が円滑に行われ良好な( イ )が確実に得られるように、施工に先立って必要かつ十分な施工計画を立案する必要がある。
・( ロ )は、施工後に塗膜に変状が生じた場合の原因調査、対策検討にあたって役立つ施工状況に関する情報を提供することになるため、適切に行う必要がある。
・塗料を塗付する面に錆、黒皮、付着物等があると、塗料の付着が阻害されたりするおそれがあるので、塗装作業の前に( ハ )が適切に行われていることを確認する必要がある。
・塗装作業中の塗料に異常がみられる場合は、それと同一( ニ )の塗料の使用を中止して原因を究明し、塗料品質に異常がある場合にそれと同一( ニ )の塗料を使用してはならない。
- イ:施工品質 ロ:施工記録 ハ:素地調整 ニ:製造ロット
- イ:塗装外観 ロ:作業者名簿 ハ:素地調整 ニ:製品
- イ:塗装外観 ロ:作業者名簿 ハ:攪拌 ニ:製品
- イ:施工品質 ロ:施工記録 ハ:攪拌 ニ:製造ロット
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この過去問の解説 (3件)
01
良く文章を読み取ることが大切になります。
消去法でも解けるよう、少しでも覚えておきましょう。
イ:施工品質
施工品質が良好であることを確保するために計画が必要です。
ロ:施工記録
施工記録は、施工後の塗膜に変状が生じた場合の原因調査や対策の検討に役立つ情報を提供します。
ハ:素地調整
素地調整とは、塗装する素材の粉化物やゴミ等を除去する清掃作業のことです。
塗料を塗る面の錆や黒皮などを取り除くための素地調整が適切に行われていることを確認する必要があります。
ニ:製造ロット
「製造ロット」は製品を造る際の最小単位を表しています。
同一製造ロットの塗料の使用を中止し、品質に異常があればそのロットを使用しないようにします。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
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02
鋼橋塗装の施工管理に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。
イ:「施工品質」が適切です。良好な施工品質が得られるように計画を立てるのが重要です。
ロ:「施工記録」が適切です。施工記録は、施工後の問題の原因調査や対策検討に役立つ情報を提供します。
ハ:「素地調整」が適切です。塗装面の錆や黒皮、付着物を除去するために素地調整が必要です。
ニ:「製造ロット」が適切です。同一製造ロットの塗料に異常がある場合、使用を中止します。
正しいです。
間違いです。
間違いです。
間違いです。
鋼橋塗装の施工管理について、しっかりと押さえましょう。
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03
施工計画の重要性、施工記録の管理、素地調整の必要性、そして塗料の品質管理など、これらの要素が相互に関連し合い、高品質な塗装を実現するために不可欠です。
イ:施工品質: 塗装工事の最終的な目標は、耐久性のある塗膜を形成し、構造物を保護することです。そのため、施工品質は最も重要な要素の一つです。
ロ:施工記録: 施工記録は、後々のトラブルシューティングや品質管理に不可欠な情報です。
ハ:素地調整: 塗装面の状態は、塗膜の密着性に大きく影響するため、塗装前に適切な素地調整を行う必要があります。
ニ:製造ロット: 塗料の品質はロットによって異なる可能性があるため、同一のロットの塗料を使用することが重要です。
以上より、選択肢1が最も適切な選択肢です。
正しいです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この問題では、施工計画の立案から始まり、施工中の品質管理、そして万が一不具合が発生した場合の対応まで、塗装工事の全般的な流れを踏まえて、それぞれの工程で何に注意すべきか、どのような記録を残すべきかといった点が問われています。施工品質を確保するためには、これらの要素を総合的に考慮し、適切な対策を講じることが重要です。
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