2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
鋼構造物塗装 問41

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 鋼構造物塗装 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理に関する下記の ① 〜 ④ の4つの記述のうち、適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

① 計画工程と実施工程に差が生じた場合には、その原因を追及して改善する。
② 工程管理では、計画工程が実施工程よりも、やや上回る程度に進行管理を実施する。
③ 常に工程の進捗状況を全作業員に周知徹底させ、作業能率を高めるように努力する。
④ 工程表は、工事の施工順序と所要の日数等をわかりやすく図表化したものである。
  • ①②
  • ②③
  • ①②③
  • ①③④

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この過去問の解説 (3件)

01

工程管理に関する問題です。ポイントをしっかり押さえましょう。

 

①について、正しいです。工程管理の基本として、計画工程と実施工程に差が生じた場合、その原因を追及し改善することは重要です。

 

②について、間違いです。工程管理は、計画工程と実施工程が一致することを目指して行われるべきです。計画工程が実施工程よりも上回ることを推奨するわけではありません

 

③について、正しいです。工程の進捗状況を全作業員に周知徹底させることは、作業能率を高めるために重要です。

 

④について、正しいです。工程表は、工事の施工順序と所要の日数をわかりやすく図表化したものであり、工程管理の重要なツールです。

選択肢1. ①②

間違いです。

選択肢2. ②③

間違いです。

選択肢3. ①②③

間違いです。

選択肢4. ①③④

正しいです。

まとめ

工程管理について、しっかりと押さえましょう。

参考になった数3

02

工程管理に関する問題は、確実に解けるようにしましょう。

問題をよく読んで、小さな誤りに気付くことが大切です、

 

① 

正しいです。

計画工程と実施工程に差が生じた場合、その原因を追及して改善することは工程管理の基本です。

 

間違いです。

実際の進捗が計画を上回ることは稀であり、計画に忠実に進行管理を行うことが重要となります。

 

正しいです。

工程の進捗状況を全作業員に周知徹底させることは、作業能率を高めるために重要です。

 

正しいです。

工程表は、工事の施工順序と所要の日数をわかりやすく図表化したものであり、工程管理の重要なツールです。

選択肢1. ①②

誤りです。

選択肢2. ②③

誤りです。

選択肢3. ①②③

誤りです。

選択肢4. ①③④

正解です。

参考になった数1

03

工程管理とは、工事の計画どおりに作業を進めるために、工程表の作成、進捗状況の管理、問題発生時の対応など、様々な活動を行うことです。

 

記述①:正しいです。

工程管理において、計画と実際の進捗にずれが生じた場合、その原因を究明し、改善策を講じることは非常に重要です。

 

記述②:誤りです。

計画工程は、あくまで目標であり、実施工程は実際の進捗状況を表します。計画が実施を上回るということは、現実的に達成不可能な計画を立てていることになり、工程管理の目的を逸脱しています。

 

記述③:正しいです。

工程の進捗状況を全作業員に共有することは、協力体制の構築等につながり、結果的に作業効率の向上に繋がります。

 

記述④:正しいです。

工程表は、工事全体の進捗状況を視覚的に把握するためのツールであり、工事の施工順序や各工程にかかる日数などが図表化されています。

 

よって、選択肢4が適切な答えです。

選択肢1. ①②

誤りです。

選択肢2. ②③

誤りです。

選択肢3. ①②③

誤りです。

選択肢4. ①③④

正しいです。

まとめ

計画通りに工事を進めるためには、これらの要素をしっかりと理解し、実践することが不可欠です。計画と実際の進捗状況を常に比較し、その差異の原因を究明することで、より効率的で質の高い工程管理を実現することができます。また、工程表を効果的に活用し、全作業員に情報を共有することで、チーム全体のモチベーション向上と作業効率の改善に繋げることが可能です。

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