2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
薬液注入 問47

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 薬液注入 問47 (訂正依頼・報告はこちら)

薬液注入工法における改良効果の確認に関する下記の文章中の(   )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・薬液注入の効果の確認は、改良されたマスにおける( イ )の透水性や強度を確認して、その値から改良したマスにおける( ロ )の改良度を類推するのが通常のパターンである。
・改良効果の確認を行う上で、各種の試験で得られた数値の( ハ )と、そのばらつきの両者について検討する必要がある。
・( ニ )系薬液の場合には、薬液注入を行った箇所を掘削して、試薬(フェノールフタレイン)を散布して色の変化から薬液が浸透していることを確認することができる。
  • イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:酸性
  • イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:アルカリ
  • イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:アルカリ
  • イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:酸性

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この過去問の解説 (2件)

01

薬液注入工法における改良効果の確認に関する設問になります。ポイントを覚えて確実に押さえましょう。

正解は、イ:任意の箇所 ロ:全体 ハ:絶対値 ニ:アルカリ です。
イ、ロ:任意の箇所を調査して全体的な改良度を推定します。
ハ:絶対値とばらつきの両方を考慮する必要があります。
ニ:アルカリ性のため、フェノールフタレイン液にて調べることができます。

選択肢1. イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:酸性

適当でないです。

選択肢2. イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:アルカリ

正しいです。

選択肢3. イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:アルカリ

適当でないです。

選択肢4. イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:酸性

適当でないです。

まとめ

薬液注入工法における改良効果の確認について、しっかりと押さえていきましょう。

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02

薬液注入の効果は、注入した薬液が地盤のどの程度まで浸透し、地盤の強度や透水性がどの程度変化したかによって評価されます。

選択肢1. イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:酸性

誤りです。

選択肢2. イ:任意の箇所  ロ:全体  ハ:絶対値  ニ:アルカリ

適当です。

(イ)任意の箇所:地盤全体を調査するのは難しいため、代表的な箇所を選び、試験を行います。

(ロ)全体:試験結果から、選んだ場所だけでなく、改良した地盤全体の状態を推測します。

(ハ)絶対値:試験で得られた数値だけでなく、その数値がどの程度ばらついているのかも重要な情報です。ばらつきが大きい場合は、改良効果が均一でない可能性があります。

(ロ)アルカリ性:多くの薬液注入工法では、アルカリ性の薬液を使用します。フェノールフタレイン溶液は、アルカリ性物質と反応して赤色に変化するため、薬液が浸透した箇所を視覚的に確認できます。

選択肢3. イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:アルカリ

誤りです。

選択肢4. イ:全体  ロ:任意の箇所  ハ:最大値  ニ:酸性

誤りです。

まとめ

薬液注入工法の改良効果を確認する際には、代表的な箇所を選び、複数の試験を行い、得られた結果を総合的に判断することが重要です。また、アルカリ性の薬液を使用した場合は、フェノールフタレイン溶液を用いて薬液の浸透状況を視覚的に確認することができます。

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