2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(前期)
問50 (土木3 問3)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(前期) 問50(土木3 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は標準的なブロック積擁壁の断面図であるが、ブロック積擁壁各部の名称と記号の表記として2つとも適当なものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2
  • 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN1
  • 擁壁の直高L2,裏込め材N2
  • 擁壁の直高L2,裏込め材N1

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この過去問の解説 (3件)

01

ブロック積擁壁各部の名称についての問題です。この問題はここ数年の出題頻度が高くなっています。

選択肢1. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2

設問の通りです。

 

擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2です。

選択肢2. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN1

設問は誤りです。

 

N1は裏込め材です。

選択肢3. 擁壁の直高L2,裏込め材N2

設問は誤りです。

 

N2は裏込めコンクリート、擁壁の高さ(直高)は一般にL1で表します。

選択肢4. 擁壁の直高L2,裏込め材N1

設問は誤りです。

 

擁壁の高さ(直高)は一般にL1で表します。N2は裏込めコンクリート、N1は裏込め材を示し、L2は擁壁高を示す記号ではありません。

L2は控え長さや法長など、擁壁高さ以外の寸法を示す例が多く、擁壁高を示す一般的記号ではありません。

まとめ

この問題は、3年ほど前から連続して出題されていますので、得点源としてぜひ覚えておきましょう。

参考になった数28

02

擁壁は、土の崩落を防ぐために設置される構造物であり、様々な構成要素から成り立っています。

 

直高L1は、図において擁壁の全体高さを指します。

図中のN2は、擁壁背面に配置されたコンクリートであることから、裏込めコンクリートとして正しいです。

 

したがって、正解は1. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2となります。

選択肢1. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2

正しい記述です。

選択肢2. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN1

誤りです。

選択肢3. 擁壁の直高L2,裏込め材N2

誤りです。

選択肢4. 擁壁の直高L2,裏込め材N1

誤りです。

まとめ

擁壁は、その種類や設置場所によって構造が異なりますが、基本的には、擁壁本体、裏込め材、基礎から構成されています。それぞれの要素がどのような役割を果たしているのかを理解することが重要です。

参考になった数6

03

ブロック積擁壁に問題です。ポイントをおさえて回答しましょう。

選択肢1. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN2

適当です。

選択肢2. 擁壁の直高L1,裏込めコンクリートN1

適当ではないです。

選択肢3. 擁壁の直高L2,裏込め材N2

適当ではないです。

選択肢4. 擁壁の直高L2,裏込め材N1

適当ではないです。

まとめ

ブロック積擁壁の施工の流れを覚えましょう。

L1は擁壁の直高となります。

N2は擁壁の裏のコンクリートなので裏込めコンクリートになります。

参考になった数6