2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問8 (土木 問8)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問8(土木 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

盛土材料として望ましい条件に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 粒度配合が良く、有害な変形を生じさせないこと。
  • 敷均しが容易で、締固め後のせん断強度が高いこと。
  • 締固め後の圧縮性が大きく、盛土の安定性が保てること。
  • 雨水等の浸食に強く、吸水による膨潤性が低いこと。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、「盛土材料として望ましい条件」をまとめて覚えることが大切です。こちらは2次試験の記述問題としても出ることが多いのでしっかり覚えておきましょう。

選択肢1. 粒度配合が良く、有害な変形を生じさせないこと。

正しいです。

選択肢2. 敷均しが容易で、締固め後のせん断強度が高いこと。

正しいです。

選択肢3. 締固め後の圧縮性が大きく、盛土の安定性が保てること。

誤りです。

盛土材料として望ましい条件は「圧縮性が小さい」ことです。

選択肢4. 雨水等の浸食に強く、吸水による膨潤性が低いこと。

正しいです。

まとめ

盛土材料として望ましい条件をキーワードで覚えると、選択肢を選ぶときに役立ちます。

たとえば「圧縮性 小さい」「敷均し 容易」「膨潤性 低い」のように、キーワードを意識することで、問題が解きやすくなり、この考え方は2次試験にも応用できます。

ぜひ実践してみてください。

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02

この問題は、道路や宅地造成などで用いられる「盛土」に使用する材料として、どのような性質が望ましいかについて問われています。

 

盛土は完成後の構造物の基礎となるため、長期的な安定性と耐久性を確保できる材料を選ぶことが極めて重要です。

 

選択肢1. 粒度配合が良く、有害な変形を生じさせないこと。

適当な記述です。

選択肢2. 敷均しが容易で、締固め後のせん断強度が高いこと。

適当な記述です。

選択肢3. 締固め後の圧縮性が大きく、盛土の安定性が保てること。

この適当はてきとうではありません。

 

盛土材料には、締固め後には圧縮性が小さいことが求められます。

選択肢4. 雨水等の浸食に強く、吸水による膨潤性が低いこと。

適当な記述です。

まとめ

特に「圧縮性」については、締固める前は「ある程度の圧縮性がある(締固めやすい)」ことが望まれますが、締固めた後は「圧縮性が小さい」ことが重要です。

 

この違いを理解しておきましょう。

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