2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問11 (土木 問11)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問11(土木 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートのスランプ試験に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • スランプ試験は、高さ50cmのスランプコーンを使用して測定する。
  • スランプは、0.5cm単位で表示する。
  • スランプ試験では、コンクリート中央部の平板からの高さを測定する。
  • スランプは、コンクリートのブリーディング量を示す指標の一つである。

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この過去問の解説 (2件)

01

スランプ試験において、「30cm」「0.5cm」はキーワードです。

数字を変えて出題されたときに迷わないよう、しっかり覚えておきましょう。

選択肢1. スランプ試験は、高さ50cmのスランプコーンを使用して測定する。

誤りです。

高さ30㎝のスランプコーンを使用して測定します。

選択肢2. スランプは、0.5cm単位で表示する。

正しいです。

選択肢3. スランプ試験では、コンクリート中央部の平板からの高さを測定する。

誤りです。

コンクリート中央部の平板からの高さを測定するのではなく、コーン上部からの下り幅を測定します。

選択肢4. スランプは、コンクリートのブリーディング量を示す指標の一つである。

誤りです。

スランプはコンクリートのワーカビリティ(流動性)を示す指標です。

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02

この問題は、コンクリートの「スランプ試験」について問うものです。

 

スランプ試験は、打設前のコンクリートの流動性や柔らかさを簡易的に確認するために行われる、現場で非常に重要な試験ですので、試験方法やその意味を正しく理解しておくことが求められます。

選択肢1. スランプ試験は、高さ50cmのスランプコーンを使用して測定する。

誤りです。

 

スランプ試験は、高さ30cmのスランプコーンを使用して測定します。

選択肢2. スランプは、0.5cm単位で表示する。

適当な記述です。

 

 

選択肢3. スランプ試験では、コンクリート中央部の平板からの高さを測定する。

誤りです。

 

測定するのはコンクリートの頂点であり、中央部の高さではありません。

選択肢4. スランプは、コンクリートのブリーディング量を示す指標の一つである。

誤りです。

 

ブリーディングは、コンクリート中の重い骨材が沈降し、軽い水が分離して浮き上がってくる現象です。

参考になった数2