2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問25 (土木 問25)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問25(土木 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装における締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 初転圧の転圧温度は、一般に70〜90℃とする。
  • 二次転圧の終了温度は、一般に110〜140℃とする。
  • 転圧温度が高過ぎると、ヘアクラックや変形を起こすことがある。
  • 締固め作業は、初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧の順で行う。

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この過去問の解説 (2件)

01

アスファルト舗装における転圧作業は、適切な温度で行うことが重要です。

以下にそれぞれの項目について解説します。

選択肢1. 初転圧の転圧温度は、一般に70〜90℃とする。

誤りです。

初転圧の転圧温度は、110〜140℃です。

選択肢2. 二次転圧の終了温度は、一般に110〜140℃とする。

誤りです。

二次転圧の転圧温度は、70〜90℃です。

選択肢3. 転圧温度が高過ぎると、ヘアクラックや変形を起こすことがある。

正しいです。

選択肢4. 締固め作業は、初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧の順で行う。

誤りです。

締固め作業は、継目転圧、初転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順で行います。

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02

この問題は、アスファルト舗装の施工において、アスファルト混合物の「締固め」作業に関する知識を問うものです。

 

転圧作業は、アスファルト混合物を所定の密度まで締め固め、平坦で耐久性の高い舗装を完成させるために非常に重要な工程です。

選択肢1. 初転圧の転圧温度は、一般に70〜90℃とする。

誤りです。

 

初転圧の開始温度は、一般的に110~140℃が適切です。

選択肢2. 二次転圧の終了温度は、一般に110〜140℃とする。

誤りです。

 

二次転圧の終了温度は、一般に70〜90℃が適切です。

選択肢3. 転圧温度が高過ぎると、ヘアクラックや変形を起こすことがある。

適当な記述です。

選択肢4. 締固め作業は、初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧の順で行う。

誤りです。

 

締固め作業は、一般的に継目転圧、初転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順で行います。

まとめ

この問題のポイントは、アスファルト混合物の転圧における各工程の目的と適切な温度範囲を正確に理解しているかどうかです。

 

特に、転圧温度が高すぎると混合物の横移動や変形、低すぎると締固め不足やヘアクラックの原因となるため、それぞれの温度帯での適切な処置を覚えておくことが重要です。正しい締固め順序は、「継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧」です。

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