2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問33 (土木 問33)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問33(土木 問33) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄道の営業線及びこれに近接した工事に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 保安管理者は、工事指揮者と相談し、事故防止責任者を指導し、列車の安全運行を確保する。
  • 重機械による作業は、列車の近接から通過の完了まで接触を避けて作業を行わなければならない。
  • 信号区間のときは、バール・スパナ・スチールテープ等の金属によるショートを防止する。
  • 列車見張員は、信号炎管・合図灯・呼笛・時計・時刻表・緊急連絡表を携帯しなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、鉄道の運行に影響を及ぼす可能性のある工事現場における安全管理体制や作業上の注意点について問うものです。

 

列車の安全運行を最優先に考え、事故を未然に防止するための知識を正確に理解しておくことが重要です。

選択肢1. 保安管理者は、工事指揮者と相談し、事故防止責任者を指導し、列車の安全運行を確保する。

適当な記述です。

選択肢2. 重機械による作業は、列車の近接から通過の完了まで接触を避けて作業を行わなければならない。

誤りです。

 

重機械による作業は、列車が接近してきたら直ちに作業を中止し、列車が通過するまで完全に接触を避けるだけでなく、作業を完全に中止して安全な場所に待避することが義務付けられています。

選択肢3. 信号区間のときは、バール・スパナ・スチールテープ等の金属によるショートを防止する。

適当な記述です。

選択肢4. 列車見張員は、信号炎管・合図灯・呼笛・時計・時刻表・緊急連絡表を携帯しなければならない。

適当な記述です。

まとめ

この問題のポイントは、鉄道工事における重機械の作業ルールを正確に理解しているかどうかです。

 

列車が接近してきたら、単に接触を避けるだけでなく、作業を中止して完全に待避することが最も重要であり、この点が他の選択肢との明確な違いとなります。

 

安全管理体制の各担当者の役割や、列車見張員の携帯品も合わせて覚えておきましょう。

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02

この問題では、それぞれの役職や作業中の注意点についての理解が必要です。

選択肢1. 保安管理者は、工事指揮者と相談し、事故防止責任者を指導し、列車の安全運行を確保する。

正しいです。

選択肢2. 重機械による作業は、列車の近接から通過の完了まで接触を避けて作業を行わなければならない。

誤りです。

列車の近接から通過の完了までは、作業を一時中断します。

選択肢3. 信号区間のときは、バール・スパナ・スチールテープ等の金属によるショートを防止する。

正しいです。

選択肢4. 列車見張員は、信号炎管・合図灯・呼笛・時計・時刻表・緊急連絡表を携帯しなければならない。

正しいです。

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