2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問38 (土木 問38)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問38(土木 問38) (訂正依頼・報告はこちら)

年少者の就業に関する次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
  • 使用者は、満18歳に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
  • 使用者は、原則として、児童が満15歳に達する日まで、児童を使用してはならない。
  • 使用者は、満18歳に満たない者を、所定の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない。
  • 使用者は、原則として、満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、労働基準法における年少者の就業制限や保護規定について問うものです。

 

年少者は心身ともに発達段階にあるため、危険な業務や長時間労働から保護されるべきであり、そのための法律の定めを正確に理解しておくことが求められます。

選択肢1. 使用者は、満18歳に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。

適当な記述です。

選択肢2. 使用者は、原則として、児童が満15歳に達する日まで、児童を使用してはならない。

誤りです。

 

児童の使用については、原則として満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終わるまで使用してはならないと労働基準法第56条で定められています。

選択肢3. 使用者は、満18歳に満たない者を、所定の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない。

適当な記述です。

選択肢4. 使用者は、原則として、満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。

適当な記述です。

まとめ

この問題のポイントは、児童の使用禁止期間の正確な定義を理解しているかどうかです。

 

労働基準法では、児童が満15歳に達する日ではなく、その日以降の最初の3月31日が終わるまで、原則として就業させてはならないと定めています。

 

この正確な期間を他の年少者保護規定と合わせて覚えることが重要です。

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02

この問題は、年少者の就業規則についての理解が問われています。

「18」「15」「10〜5」といったキーワードをしっかり覚えておきましょう。

選択肢1. 使用者は、満18歳に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。

正しいです。

選択肢2. 使用者は、原則として、児童が満15歳に達する日まで、児童を使用してはならない。

誤りです。

児童が、満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで、使用してはなりません。

選択肢3. 使用者は、満18歳に満たない者を、所定の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない。

正しいです。

選択肢4. 使用者は、原則として、満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。

正しいです。

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