2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問115 (薬液注入 問2)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問115(薬液注入 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

土の粒度試験から求められる値や推定できる値に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 均等係数の値が大きくなるほど、粒度分布が広くなる。
  • 曲率係数の値が大きくなるほど、粒径加積曲線がなだらかになる。
  • Creager(クレーガー)の表やHazen(ヘーズン)の推定式は、粒度試験の結果から砂質土の透水係数を推定するために用いる。
  • 土の細粒分が増すとN値が増加することから、N値から液状化強度を推定する方法に平均粒径や細粒分含有率が用いられている。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、「土の粒度試験」から得られる様々な指標(均等係数、曲率係数など)が、土のどのような性質(粒度分布、透水性、液状化特性)と結びついているかを問うています。

各選択肢を解く鍵は、それぞれの指標が「何を意味するのか」を意識し問題を見ていきましょう。

選択肢1. 均等係数の値が大きくなるほど、粒度分布が広くなる。

適当な記述です。

選択肢2. 曲率係数の値が大きくなるほど、粒径加積曲線がなだらかになる。

適当な記述です。

選択肢3. Creager(クレーガー)の表やHazen(ヘーズン)の推定式は、粒度試験の結果から砂質土の透水係数を推定するために用いる。

適当な記述です。

選択肢4. 土の細粒分が増すとN値が増加することから、N値から液状化強度を推定する方法に平均粒径や細粒分含有率が用いられている。

この記述は適当ではありません。

 

土の細粒分が増すとN値は減少する傾向があります。

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