2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問116 (薬液注入 問3)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問116(薬液注入 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

土の原位置試験に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 静的コーン貫入試験は、ロッドの先端にコーン(円錐)を取り付けて地盤に静的に圧入して、地盤の性状を調査するものである。
  • 孔内水平載荷試験は、ボーリング孔内で地盤を水平に加圧して、地盤の透水係数を測定するものである。
  • ベーン試験は、十字の羽根(ベーン)を地中に押し込んで静かに回転させることによって、地盤のせん断抵抗を直接測定するものである。
  • スクリューウェイト貫入試験(スウェーデン式サウンディング試験)は、矢じり状の先端を重錘による静的な荷重と回転力で地中に押し込み、地盤の性状を調査するものである。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、様々な「土の原位置試験」について、その試験方法と目的が正しく結びついているかを問うています。

たくさんの試験名が出てきて混乱しがちですが、試験の名前そのものにヒントが隠されていることが多いです。

 

試験名から手法をイメージし、そこから「このやり方なら、こんなことがわかるはず」と推測する力が重要です。

各選択肢をこの視点で読んでみましょう。

選択肢1. 静的コーン貫入試験は、ロッドの先端にコーン(円錐)を取り付けて地盤に静的に圧入して、地盤の性状を調査するものである。

適当な記述です。

 

N値を求める標準貫入試験が「動的」な試験であるのに対し、こちらは「静的」なのが特徴です。

選択肢2. 孔内水平載荷試験は、ボーリング孔内で地盤を水平に加圧して、地盤の透水係数を測定するものである。

この記述は適当ではありません。

 

当該試験では、透水係数は測定できません。透水係数を原位置で測定するには、現場透水試験です。

選択肢3. ベーン試験は、十字の羽根(ベーン)を地中に押し込んで静かに回転させることによって、地盤のせん断抵抗を直接測定するものである。

適当な記述です。

選択肢4. スクリューウェイト貫入試験(スウェーデン式サウンディング試験)は、矢じり状の先端を重錘による静的な荷重と回転力で地中に押し込み、地盤の性状を調査するものである。

適当な記述です。

 

 

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