2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問121 (薬液注入 問8)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問121(薬液注入 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

水ガラス系薬液に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 水ガラス系薬液は、主剤と硬化剤の二液からなり、二液を混合することによりゲル化する性質を利用した薬液である。
  • 水ガラス系薬液の中には、主剤と硬化剤を混合した時、瞬時にゲル化するものもあれば、数十分を経てゲル化するものもある。
  • 水ガラス系薬液は、強い酸性をもちコロイド状けい酸が負に帯電しているため、正に帯電している粒子を加えるとけい酸ゲルを生成する。
  • 水ガラス系薬液は、多種類のものが市販されているが、名称が違っても組成的には同様のものが多い。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、地盤改良で広く使われる「水ガラス系薬液」の性質について、その理解度を問うています。

 

選択肢1. 水ガラス系薬液は、主剤と硬化剤の二液からなり、二液を混合することによりゲル化する性質を利用した薬液である。

適当な記述です。

選択肢2. 水ガラス系薬液の中には、主剤と硬化剤を混合した時、瞬時にゲル化するものもあれば、数十分を経てゲル化するものもある。

適当な記述です。

選択肢3. 水ガラス系薬液は、強い酸性をもちコロイド状けい酸が負に帯電しているため、正に帯電している粒子を加えるとけい酸ゲルを生成する。

この記述は適当ではありません。

 

水ガラス系薬液は、水に溶かすと強いアルカリ性を示します。

選択肢4. 水ガラス系薬液は、多種類のものが市販されているが、名称が違っても組成的には同様のものが多い。

適当な記述です。

まとめ

難しい化学式などを全て覚える必要はありません。

今回の問題のように「酸性かアルカリ性か」といった基本的な性質を問う問題は頻出ですので、代表的な材料の液性は必ず押さえておきましょう。

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