2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問130 (薬液注入 問17)
問題文
・砂地盤においては、注入速度を[(イ)遅く]すると、浸透性が良く高い注入効果が得られる。
・砂地盤においては、注入速度を[(ロ)速く]すると、割裂が発生する。
・砂地盤においては、注入薬液のゲル化時間が[(ハ)長い]ほど、浸透注入になり易い。
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問130(薬液注入 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
・砂地盤においては、注入速度を[(イ)遅く]すると、浸透性が良く高い注入効果が得られる。
・砂地盤においては、注入速度を[(ロ)速く]すると、割裂が発生する。
・砂地盤においては、注入薬液のゲル化時間が[(ハ)長い]ほど、浸透注入になり易い。
- (イ)正 (ロ)正 (ハ)正
- (イ)正 (ロ)正 (ハ)誤
- (イ)誤 (ロ)誤 (ハ)正
- (イ)誤 (ロ)誤 (ハ)誤
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、砂地盤に対する薬液注入工事において、注入速度と注入材のゲル化時間が、注入の効果にどのように影響するかについて問うものです。
薬液注入は、地盤の空隙に薬液を浸透させ、固結させることで地盤を強化・止水することを目的としており、その過程におけるこれらの要素の役割を理解しておく必要があります。
適当です。
(イ)について、砂地盤のような浸透性の良い地盤に薬液を注入する場合、注入速度を遅くすると、薬液が地盤の間隙にゆっくりと浸透しやすくなります。
(ロ)について、砂地盤に対して注入速度を速くすると、地盤の間隙を薬液が埋め尽くす前に地盤に圧力がかかり過ぎてしまい、地盤を破壊する「割裂」が発生する可能性が高くなります。
(ハ)について、砂地盤に浸透注入を行う場合、薬液が地盤の間隙に十分に行き渡るためには、薬液が固化するまでの時間(ゲル化時間)が十分に長い必要があります。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この問題のポイントは、砂地盤における浸透注入の基本原則を理解しているかどうかです。
良好な浸透注入を行うためには、「注入速度を遅く」してゆっくりと薬液を浸透させ、かつ「ゲル化時間が長い」注入材を使用して、薬液が固まる前に十分な広がりを確保する必要があるという点を正確に把握しておくことが重要です。
また、注入速度が速すぎると、浸透ではなく地盤の破壊(割裂)につながるという点も押さえておきましょう。
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