2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問24 (土木(ユニットC) 問8)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問24(土木(ユニットC) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装における路床の施工上の留意点に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 盛土路床では、1層の敷均し厚さは、仕上り厚さで40cm以下を目安とする。
  • 切土路床では、表面から30cm程度以内の木根、転石等を取り除いて仕上げる。
  • 安定処理による路床では、所定量の安定材を散布機械、又は人力により均等に散布する。
  • 安定処理による路床では、安定材の混合終了後、タイヤローラ等で仮転圧を行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、道路のアスファルト舗装における路床の施工について、特に盛土路床、切土路床、安定処理路床の各工法における留意点を問うものです。 

 

路床の安定性と均一性を確保するためには、各工法の施工基準を正確に理解しておくことが重要です。

選択肢1. 盛土路床では、1層の敷均し厚さは、仕上り厚さで40cm以下を目安とする。

誤りです。

 

一般的に、仕上り厚さ30cm以下が目安です。

選択肢2. 切土路床では、表面から30cm程度以内の木根、転石等を取り除いて仕上げる。

適当です。

選択肢3. 安定処理による路床では、所定量の安定材を散布機械、又は人力により均等に散布する。

適当です。

選択肢4. 安定処理による路床では、安定材の混合終了後、タイヤローラ等で仮転圧を行う。

適当です。

まとめ

この問題のポイントは、盛土路床における1層あたりの敷均し厚さの目安を正確に理解しているかどうかです。

 

一般的に、締固めの均一性を確保するために、1層の仕上り厚さは30cm以下とすることが多く、40cmという厚さは締固め不足の原因となるため、適当ではないという点を正確に把握しておくことが重要です。

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