2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問25 (土木(ユニットC) 問9)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問25(土木(ユニットC) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 路盤又は基層表面のごみ、泥、浮石等を取り除き、加熱アスファルト混合物を舗設する。
  • 初転圧時のローラへの混合物の付着防止には、少量の水又は軽油等を薄く塗布する。
  • 初転圧温度が高すぎたり過転圧等の場合、ヘアクラックが多くみられることがある。
  • 継目や構造物との接触面には、プライムコートを塗布後、舗設し密着させる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、アスファルト舗装の施工、特に路盤の準備、転圧、継目処理といった各工程における留意点について問うものです。 

 

これらの留意点を無視すると、舗装の早期劣化や耐久性低下につながるため、正しい施工方法を理解しておくことが重要です。

選択肢1. 路盤又は基層表面のごみ、泥、浮石等を取り除き、加熱アスファルト混合物を舗設する。

適当です。

選択肢2. 初転圧時のローラへの混合物の付着防止には、少量の水又は軽油等を薄く塗布する。

適当です。

選択肢3. 初転圧温度が高すぎたり過転圧等の場合、ヘアクラックが多くみられることがある。

適当です。

選択肢4. 継目や構造物との接触面には、プライムコートを塗布後、舗設し密着させる。

誤りです。

 

プライムコートではなくタックコートです。

まとめ

この問題のポイントは、「プライムコート」と「タックコート」の役割を正確に区別しているかどうかです。

 

プライムコートは路盤と基層の間に使用されるのに対し、タックコートは既設の舗装や構造物との継目に使用され、層間の付着を良くすることを目的とします。この違いを正確に把握しておくことが重要です。

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