2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問57 (土木(ユニットE) 問10)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問57(土木(ユニットE) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事現場周辺の環境保全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 運搬車両の走行速度は、道路及び付近の状況によって必要に応じ制限を加える計画を行い、騒音や振動を防止する。
  • ブルドーザで掘削押土を行う場合の、騒音や振動の防止対策として、無理な負荷をかけないようにし、後進時の高速走行を避けて、ていねいに運転しなければならない。
  • 騒音の防止方法には、発生源での対策、伝搬経路での対策、受音点での対策があるが、建設工事では受音点での対策が広く行われる。
  • 騒音や振動の防止対策では、騒音や振動の絶対値を下げること及び発生期間の短縮を検討する。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、建設工事現場で発生する騒音や振動を抑制するための対策について問うものです。

 

 環境保全対策は、工事を円滑に進め、周辺住民との良好な関係を維持するために不可欠であり、様々な視点からの対策を理解しておくことが重要です。

 

選択肢1. 運搬車両の走行速度は、道路及び付近の状況によって必要に応じ制限を加える計画を行い、騒音や振動を防止する。

適当です。

選択肢2. ブルドーザで掘削押土を行う場合の、騒音や振動の防止対策として、無理な負荷をかけないようにし、後進時の高速走行を避けて、ていねいに運転しなければならない。

適当です。

選択肢3. 騒音の防止方法には、発生源での対策、伝搬経路での対策、受音点での対策があるが、建設工事では受音点での対策が広く行われる。

誤りです。

選択肢4. 騒音や振動の防止対策では、騒音や振動の絶対値を下げること及び発生期間の短縮を検討する。

適当です。

まとめ

この問題のポイントは、騒音防止対策における「発生源対策」「伝搬経路対策」「受音点対策」のそれぞれの特徴と、建設工事における適用状況を正確に理解しているかどうかです。

 

建設工事では、発生源対策と伝搬経路対策が主に行われ、受音点での対策は、一般的ではないという点を正確に把握しておくことが重要です。

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