二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科3(建築構造) 問6
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問題
二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの座屈長さをそれぞれlA、lB、lCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。
- lA > lB > lC
- lA = lB > lC
- lB > lC > lA
- lC > lA = lB
- lC > lB > lA
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この過去問の解説 (3件)
01
今回、座屈長さ l の大小関係を求める為、
各々の支持状況から座屈長さを検討します。
一端自由の場合、座屈長さ la = 2 × l = 2l
両端ピン固定の場合、座屈長さ lb = 1 × 2l = 2l
一端ピン固定の場合、座屈長さlc = 0.7 × 3l = 2.1l
したがって、lc > la = lb となります。
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02
座屈長さlkは支持条件によって倍率が変わります。
(水平移動拘束時)
・両端ピン:1.0 l
・両端固定:0.5 l
・一端ピン他端固定:0.7 l
(水平移動自由時)
・両端固定:1.0 l
・一端自由他端固定:2.0 l
上記よりそれぞれの座屈長さを求めると、
A:l × 2.0 = 2.0 l
B:2 l × 1.0 = 2.0 l
C:3 l × 0.7 = 2.1 l
よって lc > la = lb
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03
それぞれの座屈長さを比較して計算します。
一端自由他端固定の座屈長さ:2l
よって lA=2×l=2l
両端ピンの座屈長さ:l
よって lB=1×2l=2l
一端ピン他端固定の座屈長さ:0.7l
よって lC=0.7×3l=2.1l
したがってlC>lA=lBとなります。
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