二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科3(建築構造) 問22
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問題
二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
A~Cのセメントを用いた一般的なコンクリートの初期強度(材齢7日程度までの硬化初期の過程における圧縮強度)の大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、呼び強度等の条件は同一とする。
A:普通ポルトランドセメント
B:中庸熱ポルトランドセメント
C:早強ポルトランドセメント
A:普通ポルトランドセメント
B:中庸熱ポルトランドセメント
C:早強ポルトランドセメント
- A > B > C
- B > A > C
- B > C > A
- C > A > B
- C > B > A
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この過去問の解説 (3件)
01
早強ポルトランドセメントは、初期強度の発現が早いセメントになります。
中庸熱ポルトランドセメントは、初期強度は低く強度の発現が遅い反面、長期強度が大きいセメントになります。
したがって、初期強度の大小関係は、
C:早強ポルトランドセメント>A:普通ポルトランドセメント>B:中庸熱ポルトランドセメント
となります。
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02
早強ポルトランドセメントは、初期強度の発現性に優れ、普通ポルトランドセメントより短期間で高い強度を発現するようにしたセメントです。
また中庸熱ポルトランドセメントは、長期強度発現性に優れたマスコンクリート用セメントです。
初期強度の大小関係は、
C:早強ポルトランドセメント > A:普通ポルトランドセメント > B:中庸熱ポルトランドセメント
となります。
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03
コンクリートの初期圧縮強度の大小関係は、
早強 > 普通 > 中庸熱 の順になります。
よって C > A > B の順となり、4が正答となります。
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