二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問1

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

西洋建築史における建築物A~Eについて、建造された年代の古いものから新しいものへと並べた順序として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、(   )内は建築様式、所在地を示す。

A. サン・ピエトロ大聖堂(バロック建築・バチカン)

B. ハギア・ソフィア(ビザンチン建築・トルコ)

C. ノートルダム大聖堂(ゴシック建築・フランス)

D. コロッセウム(ローマ建築・イタリア)

E. フィレンツェ大聖堂(ルネッサンス建築・イタリア)
  • A → E → C → B → D
  • B → D → A → C → E
  • B → D → E → A → C
  • D → B → C → E → A
  • D → E → B → C → A

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A:サンピエトロ(1626年)

B:ハギア・ソフィア(532年)

C:ノートルダム大聖堂(1250年)

D:コロッセウム(80年)

E:フィレンツェ大聖堂(1436年)

したがって、 D→B→C→E→A となります。

建造年だけを丸暗記するのではなく、実際に写真等で外観、内観、建築様式と共に覚えると、多少文言の違った問題にも対応することができるので、関連事項も併せて覚えておくと良いと思います。

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02

正解は4です。

A-サン・ピエトロ大聖堂(1546年~)は、ルネサンス期からバロック期にわたって多くの芸術家が設計に加わって完成した、ルネサンス建築、バロック建築の代表作です。

B-ハギア・ソフィア(532年)は、巨大なペンデンティヴドームで有名な、ビザンチン建築の代表作です。

C-ノートルダム大聖堂(1163年~1250年)は、尖頭アーチ、フライングバットレス、リブヴォールトを持つ、初期フランス・ゴシック建築の代表作です。

D-コロッセウム(72~80年)は、巨大な楕円型の闘技場で、古代ローマ建築の代表作です。

E-フィレンツェ大聖堂(1296年~)は、中世に起工されたゴシック建築の大聖堂ですが、大ドームはルネッサンス期に建造されています。

よって、Dローマ建築→Bビザンチン建築→Cゴシック建築→Eルネッサンス建築 →Aバロック建築となります。

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03

建築様式を古い順に覚えておけば解ける問題です。

ローマ建築→ビザンチン建築→ゴシック建築
→ルネッサンス建築→バロック建築

ただし、建築様式と建築物を関係付ける問題も出題されることがある為、各建築様式に対し代表的な建築物を一緒に覚えておくと良いでしょう。

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