二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問3
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 二酸化炭素は、無色、無臭で空気より重い。
- 大気放射は、日射のうち、大気により吸収、散乱される部分を除き、地表面に直接到達する日射である。
- 熱放射は、真空中においても生じ、ある物体から他の物体へ直接伝達される熱の移動現象である。
- 昼光率は、全天空照度に対する、室内におけるある点の昼光による照度の比率である。
- クロ(clo)値は、衣服の断熱性を表す指標であり、人の温冷感に影響する要素の一つである。
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この過去問の解説 (3件)
01
二酸化炭素は無色無臭です。
2. × 大気放射→直達日射です。
地表面に直接到達する日射を直達日射といい、大気放射は大気により吸収され、放射されるものをいいます。
3. 〇 正しいです。
熱放射は物体表面から放出される電磁波によって熱が移動する現象であり、この熱移動に空気は必要ないです。
4. 〇 正しいです。
昼光率は全天空照度に対する室内のある点の昼光に対する比率であるため、天候や時間に影響されず一定の値となります。
5. 〇 正しいです。
クロ(clo)値は着衣量の単位であり、温熱環境(人の温冷感に影響するもの)の6要素の一つです。他に代謝量、気温、湿度、気流、放射があります。
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02
2:× 誤りの記述です。
大気放射とは、日射のうち大気により吸収、散乱される部分を含めた地表面での日射のことです。
設問は「直達日射」を指します。
3:〇 正しいです。
4:〇 正しいです。
5:〇 正しいです。
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03
1-設問の通りです。
2-設問は「直達日射」の説明です。
「大気放射」は、大気中の空気分子等から放射される長波放射のことをいいます。
直達日射とは反対に、大気中に散乱しながら地表に達する日射のことを「天空日射」といいます。
3-設問の通りです。
4-設問の通りです。
5-設問の通りです。
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