二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問7

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

概略図に示す室の窓面から、室内に入射する直射日光が、1日のうちに床面に当たる範囲を示したA~Dの図と、春分の日、夏至の日及び冬至の日それぞれの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、A~Dの図はいずれも北緯35度の地点におけるものとし、室内に入射する直射日光を遮るものはないものとする。
問題文の画像
  • A:春分の日  B:冬至の日  C:夏至の日  D:冬至の日
  • A:春分の日  B:夏至の日  C:冬至の日  D:夏至の日
  • A:夏至の日  B:冬至の日  C:春分の日  D:冬至の日
  • A:春分の日  B:冬至の日  C:夏至の日  D:夏至の日
  • A:冬至の日  B:春分の日  C:夏至の日  D:春分の日

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A-南面の窓からの日光の入射が東西に直線状になることから、日影曲線がほぼ直線となる「春分(秋分)の日」となります。

B-南面の窓から室の奥まで広く日光が入射していることから、太陽高度の低い「冬至の日」となります。

C-南面の窓際にしか日光が入射していないことから、太陽高度が高い「夏至の日」となります。

D-西面の窓より北側から日光が入射していることから、太陽が東西より北側に沈む「夏至の日」となります。

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02

南中時の太陽高度は夏至の日に一番高くなり、冬至の日に一番低くなります。

A・B・Cはそれぞれ窓を南面に設けています。
南面では、太陽高度が低いほど室の奥まで日が入ります。
よって、奥まで日が入るBが冬至の日、室内にほとんど日が入らないCが夏至の日となります。そして間のAが春分の日です。

次にDは窓を西面に設けています。
東西面では、直射日光の当たる範囲の角度で判断できます。
夏至の日は高い位置から下方に向いて日が入り、冬至の日は低い位置から上方に向いて日が入ります。Dは下向きに日が入っている為、夏至の日となります。

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03

正解は4です。

A:窓からの採光が直線状になるのは、日影図のいおいて、日影曲線がほぼ直線となる「春分(秋分)の日」の特徴となります、したがってAは春分(秋分)の日です。

B:室の奥側まで採光があるのは、太陽高度が低い、冬至の日の特徴となります。したがってBは冬至の日となります。

C:窓周辺にしか採光が無いという事は、太陽高度が高いということになります。太陽高度が高いのは夏至の日の特徴になります。したがってCは夏至の日となります。

D:図示より、西面の窓より北側から日光が入射していることがわかります、太陽が東西より北側に沈む夏至の日の特徴となります。したがってDは夏至の日となります。

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