二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問8

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

光と色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量である。
  • 照度は、光が入射する面における入射光による明るさを示す測光量である。
  • マンセル表色系における明度は、面の色の明るさを示す指標であり、反射率の高低に応じて変化する。
  • グレアは、視野内の高輝度の部分や極端な輝度対比などによって、対象の見やすさが損なわれる現象である。
  • 演色性は、物体色の見え方についての物体表面の性質である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1-設問の通りです。

2-設問の通りです。

3-設問の通りです。

4-設問の通りです。

5-物体表面の性質により、反射してくる光や物体を透過してくる光によって知覚される色のことを「物体色」といいます。
  「演色性」は、物体色の見え方についての光源の性質を示すものです。

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02

1. 〇 正しいです。
輝度は光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量です。
単位は〔cd/㎡〕であり、単位面積あたりの光度〔㏅〕です。

2. 〇 正しいです。
照度は、光が入射する面における入射光による明るさを示す測光量です。
単位は〔lxまたはlm/㎡〕であり、単位面積あたりの光束です。

光の単位を覚えておくとそれぞれの関係が見えてきます。

3. 〇 正しいです。
マンセル表色系は色相、明度、彩度をマンセル記号で表示されます。
明度は反射率を0~10の11段階に区分しています。

4. 〇 正しいです。
グレアはものの見えづらさ、不快感を生じさせるような「まぶしさ」であり、視野内の高輝度の部分や極端な輝度対比などによって起こります。

5. × 物体表面ではなく光源の性質です。
演色性は、ある物体を照らしした時に物体の色の見え方を決める光源の性質をいいます。

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03

正解は5です。

1:正しい記述です。

2:正しい記述です。

3:正しい記述です。

4:正しい記述です。

5:誤った記述です。
「演色性」は、ある物体を照らしした際に物体の色の見え方を決める光源の性質を指します。

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