二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問11
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 高齢者に配慮して、階段の手摺の直径を35mmとし、段鼻からの高さを750mmとした。
- ダブルベッドを配置する夫婦の寝室の内法寸法による床面積を、クロゼットも含めて13m2とした。
- 玄関のくつずりと玄関外側の高低差を、高齢者に配慮して30mmとした。
- 収納スペースの床面積の合計を、延べ面積の20%程度として計画した。
- 高齢者に配慮して、階段の勾配を7/11以下となるようにし、踏面の寸法を280mmとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
1-設問は正しいです。
高齢者に配慮した計画では、手摺の直径は30~40㎜、手摺の高さは階段の段鼻から750~850㎜とします。
2-設問は正しいです。
夫婦の寝室の広さは13㎡(8畳)以上が望ましいです。
3-高齢者に配慮した計画では、玄関のくつずりと玄関外側の高低差は20㎜以下、くつずりと土間との高低差は5㎜以下とします。
4-設問は正しいです。
収納スペースは、延べ面積に対して10%以上、各居室の床面積の20%程度必要とされています。
5-設問は正しいです。
高齢者に配慮した計画の階段では、勾配を22/21以下(6/7以下がより望ましい)、踏面は280㎜以上とします。
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02
手摺の直径は30㎜~40㎜が適切で、高さは段鼻から750㎜~800㎜が適切です。
2. 〇 正しいです。
夫婦の寝室は13㎡(8畳)程度の広さを確保することが望ましいです。
3. × 30㎜→20㎜
高齢者や車椅子使用者に対する段差の配慮は20㎜以下です。
4. 〇 正しいです。
収納スペースは床面積の合計に対し10㎡~20㎡程度が望ましいです。
5. 〇 正しいです。
階段の勾配は一般的に30°(17/26)~35°(16/28)程度です。
階段の踏面は住宅の為、280㎜程度確保できていれば問題ありません。
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03
1:正しい記述です。
2:正しい記述です。
3:誤った記述です。
高齢者や車椅子使用者に対する段差の配慮は30mmではなく、20mm以下とすることが望ましいです。
4:正しい記述です。
5:正しい記述です。
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