二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(建築計画) 問12

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(建築計画) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • コーポラティブハウスは、住宅入居希望者が組合を作り、協力して企画・設計から入居・管理まで運営していく方式の集合住宅である。
  • 中廊下型は、一般に、住棟を東西軸に配置することが多い。
  • スキップフロア型は、一般に、共用廊下を介さずに、外気に接する2方向の開口部を有した住戸を設けることができる。
  • 4人家族が入居する住戸の都市居住型の誘導居住面積水準の目安は、95m2である。
  • コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅等に用途変更・転用させる手法である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 〇 正しいです。
  
2. × 東西軸→南北軸
中廊下型は住棟を東西軸に配置すると、日照条件が不利な北向きの住戸ができてしまう為、南北軸に配置することが多いです。

3. 〇 正しいです。
スキップフロア型は、共用廊下が2~3階おきにあるため、共用廊下を介さずに、外気に接する2方向の開口部を有した住戸を設けることができます。
  
4. 〇 正しいです。
都市居住型の誘導居住面積水準は以下の通りです。
 単身者  40㎡
 2人以上の世帯  20㎡×世帯人数+15㎡

4人家族が入居する住戸の場合、以下のようになります。
20㎡ × 4人 + 15㎡ = 95㎡

5. 〇 正しいです。

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02

正解は2です。

1-設問の通りです。

2-中廊下型では一般的に、住戸の日照を均等にするため、廊下を南北軸に取り、各戸と主要な開口部を東西に配置します。

3-設問の通りです。
  スキップフロア型は1又は2層おきに共用廊下を設ける形式なので、共用廊下のない階では設問のような住戸を設けることができます。

4-設問の通りです。

5-設問の通りです。

参考になった数6

03

正解は2です。

1:正しい記述です。

2:誤った記述です。
中廊下型は、一般に、住棟の採光条件を均等にするために南北軸に配置することが原則となります。

3:正しい記述です。

4:正しい記述です。

5:正しい記述です。

参考になった数2