二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科3(建築構造) 問22

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科3(建築構造) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

骨材及びコンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 再生骨材は、コンクリート構造物の解体等によって発生したコンクリート塊を、破砕・分級等の処理を行い製造したコンクリート用骨材である。
  • 高炉スラグ粗骨材は、溶鉱炉で銑鉄と同時に生成される溶融スラグを徐冷し、粒度を調整して製造されるものであり、普通骨材に含まれる。
  • コンクリートの強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張りである。
  • 軽量コンクリートは、骨材の一部又は全部に人工軽量骨材を用いたもので、一般に、単位容積質量が小さいコンクリートである。
  • コンクリートのヤング係数は、圧縮強度には関係なく、ほぼ一定である。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは5番です。

 1 . 正
【再生骨材】は、
コンクリート構造物の解体等で発生したコンクリート塊を
処理・製造したコンクリート用骨材です。

 2 . 正
【高炉スラグ粗骨材】は、
溶鉱炉で銑鉄と同時に生成される溶融スラグを徐冷し、
粒度を調整して製造されます。
普通骨材に含まれます。

 3 . 正
コンクリートの強度の大小関係は、
【圧縮>曲げ>引張り】です。

 4 . 正
【軽量コンクリート】は、
骨材に人工軽量骨材を用いたもので、
一般に、単位容積質量が小さいコンクリートです。

 5 . 誤
コンクリートの【ヤング係数】は、
【圧縮強度が大きいものほど大きく】なります。
したがって 誤 です。

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02

正解 :5

1.〇
『再生骨材』は、コンクリート構造物の解体等によって発生したコンクリート塊を、破砕・分級等の処理を行い製造したコンクリート用骨材です。

2.〇
『高炉スラグ粗骨材』は、普通骨材に含まれ、溶鉱炉で銑鉄と同時に生成される溶融スラグを徐冷し、粒度を調整して製造されます。

3.〇
コンクリートの強度の大小関係は、『圧縮>曲げ>引張り』です。

4.〇
『軽量コンクリート』は、骨材の一部又は全部に人工軽量骨材を用いたもので、単位容積質量が小さいコンクリートです。

5.×
コンクリートのヤング係数は、『圧縮強度が大きいほど大きい』です。

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03

1.正)設問の通り

2.正)設問の通り

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.誤)
コンクリートのヤング係数は、
圧縮強度の大きいものほど大きくなります。

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