二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問15

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

木工事の用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • ひき立て寸法―木材を製材した状態の木材断面寸法
  • 仕上り寸法―かんな掛け等で木材表面を仕上げた後の部材断面寸法
  • たいこ材―構造用製材のうち、丸太の髄心を中心に平行する2平面のみを切削した材
  • 仕口―2つ以上の部材に、ある角度をもたせた接合
  • 本ざね加工―板材等の側面に溝を彫り、その溝に細長い木片をはめ込む加工

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは5番です。

 1 . 正
ひき立て寸法―木材を製材した状態の木材断面寸法です。

 2 . 正
仕上り寸法―木材表面を仕上げた後の部材断面寸法です。

 3 . 正
たいこ材―丸太の髄心を中心に、
平行する2平面のみを切削した構造用製材です。

 4 . 正
仕口―2つ以上の部材に、ある角度をもたせた接合です。

 5 . 誤
板材同士をかみ合わせるために
側面につける突出を【さね(実)】といいます。

本ざね加工は、板材の側面を凸凹に加工します。
設問は【雇いざね加工】で、
板材同士をかみ合わせるために細長い木片を
「雇う」と覚えることができます。

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02

正解 : 5

1.〇
ひき立て寸法とは、木材を製材した状態の木材断面寸法のことです。

2.〇
仕上り寸法とは、かんな掛け等で木材表面を仕上げた後の部材断面寸法のことです。

3.〇
たいこ材とは、構造用製材のうち、丸太の髄心を中心に平行する2平面のみを切削した材のことです。

4.〇
仕口とは、2つ以上の部材を、ある角度で接合する方法のことです。

5.×
本ざね加工とは、板材の側面を凸凹に加工する方法のことです。
設問の「板材等の側面に溝を彫り、その溝に細長い木片をはめ込む加工」は、雇いざね加工と言います。

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03

1.正)設問の通り

2.正)設問の通り

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.誤)
本ざね加工とはフローリング材等に見られる
材の側面に付けた凸凹の加工のことです。
設問は「雇いざね加工」です。

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