二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問14
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
- 各ブロックの水平を測るために、足場、型枠と連結しない自立式の縦遣方を設置した。
- 直交壁のない耐力壁の横筋の端部については、壁端部の縦筋に180°フックによりかぎ掛けとした。
- 特記がなかったので、臥梁の直下のブロックには横筋用ブロックを使用し、臥梁へのコンクリートの打込みを行った。
- 耐力壁の縦筋は、ブロック空洞部に重ね継手を設けて配筋し、上下端をそれぞれ臥梁、基礎等に定着した。
- 特記がなかったので、日本産業規格(JIS)における圧縮強さ16の空洞ブロックを用いた。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解 : 4
1.〇
各ブロックの水平を測るために、自立式の縦遣方を設置します。
縦遣方は、自立する構造とし、移動しないように足場、型枠と連結させません。
2.〇
直交壁のない耐力壁の端部の縦筋末端部には180°フックをつけ、かぎ掛けとします。
3.〇
臥梁の直下のブロックには横筋用ブロックを使用し、臥梁へのコンクリートの打込みを行います。
4.×
耐力壁の縦筋は、原則としてブロック空洞部に『継手を設けてはならない』です。
ただし、重ね長さ5d以上の両面アーク溶接、またはガス圧接を行った場合には、継手を設けてもよいです。
5.〇
日本産業規格(JIS)における圧縮強さ16の空洞ブロック(C種)を用いることができます。
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02
1 . 正
各ブロックの水平を測るために、
足場、型枠と連結しない自立式の縦遣方を設置します。
2 . 正
直交壁のない耐力壁の横筋の端部については、
壁端部の縦筋に180°フックによりかぎ掛けとします。
3 . 正
臥梁の直下のブロックに横筋用ブロックを使用し、
臥梁へのコンクリートの打込みを行います。
4 . 誤
耐力壁の縦筋は、
【重ね継手を設けず】基礎から臥梁まで1本の鉄筋とします。
ただし、溶接による重ね継手を除きます。
したがって 誤 です。
5 . 正
特記がなければ、圧縮強さ16の空洞ブロックを用います。
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03
2.正)設問の通り
3.正)設問の通り
4.誤)
補強コンクリートブロック造において
縦筋には継手を設けてはいけません。
(溶接による場合を除く。)
5.正)設問の通り
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