二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問13
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 架構の倒壊防止用に使用するワイヤーロープを、建入れ直し用に兼用した。
- 柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用して全数締め付けた。
- 耐火被覆の吹付け工法において、施工面積10m2当たり1箇所を単位として、被覆層の厚さを確認しながら施工した。
- デッキプレート相互の接合を、アークスポット溶接により行った。
- 建方の精度検査において、高さ5mの柱の倒れが5mmであったので合格とした。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.〇
架構の倒壊防止用ワイヤーロープを、建入れ直し用に兼用してもよいです。
2.〇
柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用し全数を締め付けます。
3.×
耐火被覆の吹付け工法において、施工面積『5m²』に1箇所程度、被覆層の厚さを確認する必要があります。
4.〇
デッキプレート相互の接合は、アークスポット溶接により行います。
5.〇
建方の精度検査において、高さ5mの柱の倒れが5mm以下であれば合格です。
ちなみに、建方精度の管理許容差は±5mm、
柱の倒れの管理許容差はH/1000以下、かつ10mm以下です。
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02
1 . 正
架構の倒壊防止用に使用するワイヤーロープは、
建入れ直し用に兼用できます。
2 . 正
エレクションピースは、
鉄骨柱に取り付ける仮設用のプレートで、
高力ボルトを使用します。
3 . 誤
耐火被覆の吹付け工法は、
施工面積【5m²】当たり1箇所を単位として、
被覆層の厚さを確認しながら施工します。
設問は 10m² なので 誤 です。
4 . 正
デッキプレート相互の接合は、
アークスポット溶接により行います。
5 . 正
建方の精度検査において、
高さ5mの柱の倒れが5mmであれば合格とします。
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03
2.正)設問の通り
3.誤)
耐火被覆の吹付け工法においては
施工面積「5m²当たり1箇所」を単位とし、
ピン等を用いて被覆層の厚さの確認をします。
4.正)設問の通り
5.正)設問の通り
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