二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科2(建築法規) 問23
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問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科2(建築法規) 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 住宅のうち雨水の浸入を防止する部分は、住宅の屋根若しくは外壁又はこれらの開口部に設ける戸、枠その他の建具及び雨水を排除するため住宅に設ける全ての排水管をいう。
- 住宅の建設工事の請負人は、設計住宅性能評価書の写しを請負契約書に添付した場合においては、請負人が請負契約書に反対の意思を表示していなければ、当該設計住宅性能評価書の写しに表示された性能を有する住宅の建設工事を行うことを契約したものとみなす。
- 国土交通大臣及び内閣総理大臣は、利害関係人の意向を適切に反映するように、かつ、その適用に当たって同様な条件の下にある者に対して不公正に差別を付することがないように日本住宅性能表示基準を定めなければならない。
- 新築住宅の売買契約においては、売主が新築住宅の構造耐力上主要な部分等の瑕疵(かし)その他の住宅の隠れた瑕疵について担保の責任を負うべき期間を、買主に引き渡した時から原則10年間とするところを20年以内とすることができる。
- 国土交通大臣が指定する住宅紛争処理支援センターの業務の一つとして、評価住宅以外の住宅の建設工事の請負契約又は売買契約に関する相談、助言及び苦情の処理を行うことが規定されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
法令集を見て確認しましょう。
1.「住宅の品質確保の促進等に関する法律施行令第5条第2項第二号」より、排水管は、当該住宅の屋根若しくは外壁の内部又は屋内にある部分に限られています。
したがって、記述は誤りです。
2.「住宅の品質確保の促進等に関する法律第6条第1項及び第4項」より、記述は正しいことがわかります。
3.「住宅の品質確保の促進等に関する法律第3条第1項及び第2項」より、記述は正しいことがわかります。
4.「住宅の品質確保の促進等に関する法律第95条」より、記述は正しいことがわかります。
5.「住宅の品質確保の促進等に関する法律第82条第1項」及び「同法第83条第1項第七号」より、記述は正しいことがわかります。
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02
1-住宅に設ける全ての排水管ではなく、雨水を排水するために住宅に設ける排水管の内、住宅の屋根もしくは外壁の内部または屋内のある部分のことをいいます。
2-設問の通りです。
3-設問の通りです。
4-設問の通りです。
5-設問の通りです。
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