二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科3(建築構造) 問5
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科3(建築構造) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「−」とする。
- (A) -4 kN (B) +3√2 kN (C) +1 kN
- (A) +4 kN (B) +3√2 kN (C) -1 kN
- (A) +4 kN (B) -3√2 kN (C) -1 kN
- (A) +8 kN (B) -3√2 kN (C) -1 kN
- (A) +8 kN (B) +3√2 kN (C) -2 kN
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
・AとBの交点をD、BとCの交点をEとします。
・A、B、Cの全ての線を切断し、切断された方向にベクトル線を書き込みます。
ΣMo=0より
Md=3m×1kN+3m×Nc
Nc=ー1kN
Me=ー3m×Na+3m×2kN+6m×1kN
3m×Na=6kN・m+6kN・m
Na=4kN
Nbは二等辺三角形の底辺となり、三角比より
Nbx=cos45°=1/√2
ΣX=0より
1kN+2kN+Nb/√2=0
Nb=ー3√2kN
参考になった数9
この解説の修正を提案する
02
部材ABCを切断するように切断した図を書きます。
右下の点をD点とした場合、
ΣMD = 0より
1kN×6m+2kN×3m-NA×3m = 0
NA = 4kN
左側真ん中の点をE点とした場合、
ΣME = 0より
1kN×3m+NC×3m = 0
NC = -1kN
水平方向の釣り合いの式を立てると、
1kN+2kN+NBX = 0
NBX = -3kN
よって、斜め方向に合成すると、
NB = -3√2kN
参考になった数5
この解説の修正を提案する
03
AとBの交点をD点、BとCの交点をE点とします。
また、A、B、Cの全ての線を切断する水平線を書き込み、切断された方向にベクトル線を書き込みます。
例:BはD点からE点に向かってベクトル線Nbを書き、力の方向を示します。A、Cも同様に行い、Na、Ncとします。
ΣMo=0より
Md=3m×1kN+3m×Nc
Nc=ー1kN
Me=ー3m×Na+3m×2kN+6m×1kN
3m×Na=6kN・m+6kN・m
Na=4kN
Nbは二等辺三角形の底辺となりますので、三角比を利用することができます。
水平分力Nbx=cos45°=1/√2
ΣX=0より
1kN+2kN+Nb/√2=0
Nb=ー3√2kN
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問4)へ
平成29年(2017年)問題一覧
次の問題(問6)へ