二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科4(建築施工) 問9

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問題

二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(建築施工) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 屋根スラブの下端筋として用いる鉄筋の直線定着の長さを、10d以上、かつ、150mm以上とした。
  • D19の鉄筋に180度フックを設けるための折曲げ加工を行ったので、その余長を4dとした。
  • 鉄筋径が異なるガス圧接継手において、圧接部のふくらみの直径を、細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とした。
  • 梁主筋を柱内に定着させる部分では、柱せいの1/2の位置において、梁主筋を折り曲げた。
  • 柱の四隅の主筋において、最上階の柱頭の末端部には、フックを付けた。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。


1、屋根スラブの下端筋として用いる鉄筋の直線定着の長さは、10d以上かつ150mm以上とします。
したがって正しい記述となります。

2、D19の鉄筋に180度フックを設ける場合の余長は4d以上とします。
したがって正しい記述となります。

3、鉄筋径が異なるガス圧接継手において、圧接部のふくらみの直径は細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とします。
したがって正しい記述となります。

4、梁主筋を柱内に定着させる部分では、柱せいの1/2を超えた位置にて折り曲げて、梁せいの3/4以上飲み込ませる必要があります。
したがって誤りの記述となります。

5、柱の四隅の主筋は、最上階の柱頭の末端部にフックを付けなければいけません。
したがって正しい記述となります。

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02

正解は4です。

1 .屋根スラブの下端筋として用いる鉄筋の直線定着の長さは、10d以上かつ150mm以上とします。
正しい記述です。

2 .D19の鉄筋に180度フックを設ける場合、余長は4dとします。
正しい記述です。

3 .鉄筋径が異なるガス圧接継手において、圧接部のふくらみの直径は、細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とします。なお、SD490は鉄筋径の1.5倍以上とします。
正しい記述です。

4 .梁主筋を柱内に定着させる部分では、柱せいの3/4倍以上をのみ込ませて、フック付きの定着長さを確保します。
誤った記述です。

5 .柱及び梁(基礎梁を除く)の出隅部の鉄筋には、フックをつけなければなりません。
正しい記述です。

参考になった数4

03

正解は4です

1.屋根スラブの下端筋として用いる鉄筋の直線定着の長さは10d以上、かつ、150mm以上としますので、正しい記述となります。

2. D19の鉄筋に180度フックを設ける場合、その余長を4dとしますので、正しい記述となります。

3.鉄筋径が異なる場合のガス圧接継手の圧接部ふくらみ直径は、細いほうの鉄筋径の1.4倍以上としますので、正しい記述となります。

4.梁主筋を柱内に定着させる部分では、柱せいの3/4以上のみ込ませて、梁主筋を折り曲げますので、誤った記述となります。

5.柱の四隅の主筋において、最上階の柱頭の末端部には、フックが必要なので、正しい記述となります。

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