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二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科3(建築構造) 問8

問題

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構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
速度圧は、その地方において定められた風速の平方根に比例する。
   2 .
速度圧の計算に用いる地表面粗度区分は、都市計画区域の指定の有無、海岸線からの距離、建築物の高さ等を考慮して定められている。
   3 .
閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、原則として、建築物の外圧係数から内圧係数を減じた数値とする。
   4 .
ラチス構造物の風圧作用面積は、風の作用する方向から見たラチス構面の見付面積とする。
   5 .
風圧力が作用する場合の応力算定においては、一般に、地震力が同時に作用しないものとして計算する。
( 二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科3(建築構造) 問8 )
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この過去問の解説 (2件)

9
正解は1です。


1、速度圧は、その地方において定められた風速の二乗に比例します。
したがって誤りの記述となります。

2、 速度圧の計算に用いる地表面粗度区分は、都市計画区域の指定の有無、海岸線からの距離、また地表面粗度区分は建築物の高さ等を考慮して定められています。
また速度圧の計算に用いられるものになります。
したがって正しい記述となります。

3、閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、建築物の外圧係数−内圧係数で求めます。
したがって正しい記述となります。

4、ラチス構造物の風圧作用面積は、風の作用する方向から見たラチス構面の見付面積とします。
金網等であっても見付け面積は含む点に注意です。
したがって正しい記述となります。

5、風圧力と地震力は同時に作用する可能性は考慮せずに計算します。
可能性が限りなく小さいため、そこまで考慮すると計算上過大になってしまうためです。
したがって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
7
1. 記述は誤りです
 速度圧は、その地方に定められた風速の2乗に比例します。

2. 記述は正しいです
 一般的に平坦で障害物がない区域よりも都市化が進んで高さがまちまちの建物がある区域の方が、地域粗度区分に用いる係数が小さくなります。

3. 記述は正しいです
 風力係数は、内圧係数と外圧係数の差で求められ、建物の形状によって異なる数値になります。

4. 記述は正しいです
 風圧力算定におけるラチス構造物に生じる作用面積は、風が吹く面に生じる見付面積を用います。

5. 記述は正しいです
 令82条に関連します。
許容応力度計算において、各外力の組み合わせで地震力と風圧力は、加算して計算することはありません。

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