二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科1(建築計画) 問2
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問題
二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科1(建築計画) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
西洋建築史における建築物A ~ Eについて、建造された年代の古いものから新しいものへと並べた順序として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、( )内は、建築様式、所在地を示す。
A ノートルダム大聖堂(ゴシック建築・パリ)
B 大英博物館(ネオクラシシスム建築・ロンドン)
C サン・ピエトロ大聖堂(バロック建築・バチカン)
D フィレンツェ大聖堂(ルネサンス建築・フィレンツェ)
E ハギア・ソフィア(ビザンチン建築・イスタンブール)
A ノートルダム大聖堂(ゴシック建築・パリ)
B 大英博物館(ネオクラシシスム建築・ロンドン)
C サン・ピエトロ大聖堂(バロック建築・バチカン)
D フィレンツェ大聖堂(ルネサンス建築・フィレンツェ)
E ハギア・ソフィア(ビザンチン建築・イスタンブール)
- A → E → C → D → B
- E → A → D → C → B
- C → E → D → B → A
- E → C → D → A → B
- D → E → C → B → A
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この過去問の解説 (2件)
01
A. ノートルダム大聖堂は、12世紀の初期ゴシック建築物です。
「尖塔アーチ」「リヴ・ヴォールト」「フライングバットレス」が特徴になります。
B. 大英博物館は、1847年に建てられた世界最大の博物館として有名です。
ギリシャ様式をリバイバルした建物で、外部にオーダーの柱があるなどが特徴です。
C. サン・ピエトロ寺院は、16世紀のルネッサンス期からバロック期の過渡期にあたる世界最大級の教会建築になります。
中央にはミケランジェロ設計のドーム屋根を持ちます。
D. フィレンツェ大聖堂は、13世紀の初期ルネッサンス期にあたる教会建築です。
大聖堂のドームは、2重シェル構造になっているのが特徴になります。
E. ハギア・ソフィア(アヤ・ソフィア)は、6世紀のビザンチン建築にあたる代表的な建築物になります。
巨大なペンデンティヴドームを持ち合わせることが特徴です。
よって、2.E → A → D → C → B が正解となります。
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02
A.ノートルダム大聖堂(パリ、1250年)は、初期ゴシックの建築です。構造に「フライング・バットレス」を用いていることが特徴です。
B.大英博物館(ロンドン、1753年)は、古典的なデザインや左右対称を重視した18世紀中頃から19世紀前半にかけて流行ったネオクラシズム様式の建築です。
C.サン・ピエトロ大聖堂(バチカン、1667年)は、装飾の華麗さを特徴としたバロック建築です。ミケランジェロ等の芸術家が参加して完成した世界最大の教会堂です。
D.フィレンツェ大聖堂(フィレンツェ、1420年)は、古代ギリシャやローマといった古典古代を手本としたルネサンス様式の建築です。二重殻の大ドームが特徴です。
E.ハギア・ソフィア(イスタンブール、537年)は、ペンデンティブ・ドームが特徴のビザンチン様式の建築です。高さ50mを超える大ドームを半ドームや控壁で支えているのが特徴です。
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