二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科4(建築施工) 問3
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問題
二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科4(建築施工) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
工事現場における材料の保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。
- シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。
- 陶磁器質タイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。
- 外壁工事に用いる押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて1.0 mの高さに積み重ねて保管した。
- 断熱材を屋外で保管するに当たり、日射を避けるために黒色のシートで覆い、かつ、シートと断熱材との間に隙間が生じないようにした。
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この過去問の解説 (2件)
01
骨材類を保管する際、盛り上げ保管は低くなるようにして、床は水はけの良い場所を選び排水が可能な措置を講じておきます。
2. 記述は正しいです
記述のほかにも、有機材料のため関係する法令にのっとり、火災予防や作業員の安全を図るように努めることが必要になります。
3. 記述は正しいです
タイルユニットや副資材に関わらず、雨風をよける措置を講じることは必要ですが、防湿等の別の問題も発生するので気を付けなければなりません。
4. 記述は正しいです
パネル類の積み上げ保管は、平積みが原則です。
積上げ高さは1段を1m以下として、最大の積上げ高さは2m以下とします。
5. 記述は誤りです
断熱材の保管シートは、薄い色の透過シートとします。
また、断熱材とシートは、通気のために隙間をあけておきます。
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02
砂利を保管する場合は、周囲より高い位置の床の上に置きます。
2. 正しい記述です。
シーリング材は、直射日光の当たらない場所で保存します。
3. 正しい記述です。
タイルユニットを保存する場合は、養生シートを使い劣化を防止します。
4. 正しい記述です。
押出成形セメント板の積置き高さは1m以下にします。
5. 不適当な記述です。
断熱材を屋外で保管する場合は、薄い色のシートを使い、通気を確保して覆います。
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