二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科4(建築施工) 問8

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この過去問の解説 (2件)

01

1. 記述は誤りです
 調合時低温である際のコンクリート強度補正値は、3~8℃で6N/㎜²となり、8~16℃で3N/㎜²となります。

2. 記述は正しいです
 水平の打継面を設ける場合は、打継面の影響によって室内側に水勾配ができないように、外壁面側に勾配を設けるようにします。

3. 記述は正しいです
 かぶり厚さの数値に関する記述は、高頻度で登場しています。
現場確認でも必要な知識なので、今一度確認しておきましょう

4. 記述は正しいです
 打設を柱に直接流し込むと、その勢いで材料が分離してじゃんかなどの施工不良が起きてしまいます。
高さがある部分の打設は、梁などの袖になる部分からゆっくり流し込むか、フレキシブルシュート(ホース)を用いて低く流し込むなどの対策をします。

5. 記述は正しいです
 柱や壁などの垂直部分の打設では、養生時に沈み込みが発生します。
そのため、垂直部分の打設後は沈み込みを待ってから、梁などに連続打設します。

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02

1. 不適当な記述です。
普通ポルトランドセメントの構造体強度補正値は、気温0〜8 ℃で6 N/㎜²とします。

2. 正しい記述です。
水平打継ぎ面は、外に向かって勾配が下がるようにします。

3. 正しい記述です。
直接土に接する柱・梁・壁・スラブにおける設計かぶり厚さは、50 mm以上とします。

4. 正しい記述です。
柱のコンクリートの打込みは、コンクリートが分離しないよう、縦シュートを用います。

5. 正しい記述です。
梁のコンクリートの打込みは、壁及び柱のコンクリートの沈みが落ち着いた後に行います。

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