二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科4(建築施工) 問20

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科4(建築施工) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 木製建具の保管に当たり、障子は平積みとし、フラッシュ戸は立てかけとした。
  • 高さが2.0 mの木製開き戸を取り付けるに当たり、木製建具用丁番を3枚使用した。
  • 外部に面したアルミニウム製建具に複層ガラスをはめ込むに当たり、下端のガラス溝に径6mmの水抜き孔を3箇所設けた。
  • 洗面室にビニル床シートを張り付けるに当たり、ウレタン樹脂系の接着剤を使用した。
  • 床にフローリングを張るに当たり、室の中心部から割付けを行い、壁際で寸法調整をした。

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この過去問の解説 (2件)

01

1. 不適当な記述です。
フラッシュ戸は、変形を避けるため平積みで保管します。障子、ふすま、アルミサッシは立てかけて保管します。

2. 正しい記述です。
高さが2.0 m以上の木製開き戸を取り付けるには、木製建具用丁番を3枚使用します。

3. 正しい記述です。
外部に面したアルミニウム製建具に複層ガラス、合わせガラス、網入りガラス、線入りガラスをはめ込むに当たり、下端のガラス溝には、径6mmの水抜き孔を2箇所以上設けます。

4. 正しい記述です。
洗面室にビニル床シートを張り付ける際は、ウレタン樹脂系の接着剤を用います。

5. 正しい記述です。
フローリングの割付けは、室の中心部から行い、壁際で寸法調整をします。

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02

1. 記述は誤りです
 建具の保管で、障子や襖・サッシ・ガラスは立てかけ保管とします。
フラッシュ戸は平積みとします。

2. 記述は正しいです
 高さのある木製建具には、丁番を3枚取り付けます。
丁番を3枚取り付けることで、負担力を軽減出来ますし、建具の反りを防ぐ効果もあります。

3. 記述は正しいです
 複層ガラスの枠下端に排水用の水抜孔を設けます。
複層ガラスの間の空気が結露してしまいますので、水抜孔は必要となります。

4. 記述は正しいです
 水掛り部分に接着施工をする場合は、耐水性の高いウレタン樹脂系やエポキシ樹脂系の接着剤を用いて施行します。

5. 記述は正しいです
 床の仕上げ材の割り付けは、センター部分を基準にします。
寸法調整をする際は、建具廻りですることは避けて壁際で調整するようにします。

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